平成20年3月2日 天候晴れ
この日は早朝3時半ごろに南東の空からさそり座のシッポあたりに三日月が昇って来るはずで、本栖湖あたりから富士山山頂に昇る三日月が捉えれれる・・・はずだった。予定通り2時に目が覚めたのだが、眠気が強くてうとうととしていたら、あっという間に1時間が過ぎ、時間は3時15分。あわてて準備して出発、精進湖のトンネルを抜けた頃には時間は4時をとうに過ぎ、富士山の右に月が昇ってしまっている。ダイヤモンド月には間に合わず、精進湖の湖畔に車を止めて月光と富士の撮影にとりかかる。
月昇る 左の明るい星は木星、右手の星座はさそり座。
月光湖面を照らす 風が吹いて湖面の月光が乱れた瞬間を捕える。
東の空に昇った白鳥座
既に先客は7~8人、三脚を立ててはいるが撮影している人は少なく、みんな日の出を待っているらしい。私の目的は月とその右手のさそり座、それと左手に輝く明星、木星だ。甲府盆地から見上げる霞のかかった星空とは違い、ここからはきらきらと輝いた星空が見える。月光と富士を映す精進湖の湖面もまた神秘的で美しい。東の空には白鳥座が頭を下げて昇り始めており、冬だというのにもう夏の大三角形が観察できる。夜明けまで精進湖湖畔で至福のひと時を過ごすことができたが、この季節は日の昇る角度が悪く、赤く焼ける富士山は見ることができなかった。
黎明の精進湖
朝焼けの精進湖
朝7時、カメラ撤収し、三方分山へ登ることにした。前回登った時はパノラマ台に登り、折り返して三方分山、女坂峠と一周してきたが、今回は精進山に直登するコースを行く。踏み跡があるか心配だったが、かなり歩いた跡があり雪が踏み固められて凍り付いていた。コースに入ってすぐに6本歯アイゼンを装着、約1時間で精進山に到着した。既に先客が一人、凍る精進湖越しの富士山を眺めていた。地元、河口湖の方らしく、周辺の山や地元の情報についてはかなり詳しい。湖畔の右手に見える赤い屋根のホテルを富士急が買い取って、今まで夏だけの営業だったのを年間営業にするらしい。ここは内装がきれいでかなり良いホテルらしい。
凍る精進湖 精進山からの眺望。
情報交換し、先に私が三方分山に向って出発、雪は15cmほどで雪道散歩を楽しむには手頃な量だった。40分ほどで山頂到着、途中で2~3人とすれ違い、さらに山頂で2~3人、さらに女坂峠に向う途中で10人以上のグループ2組とすれ違った。更に女坂峠でも10人ほどの中高年グループ、こちらは女坂峠から反対側の五湖山を目指して登っていった。さらに7~8人のグループが到着、この山域は冬でも安全に登れるので、かなり人気が高いらしい。
三方分山山頂 15cmほどの積雪あり、雪を楽しむには手ごろな量。
三方分山山頂からの富士
女坂峠の道標 五湖山まで3000m、精進湖まで3000m、距離が間違っているとしか思えない標識。
私は11時半には下山し、いつものように写真家栗林先生が経営する喫茶店写ば写ばに立ち寄り、またまた3時間近くも居座ってしまった。写真好きの人たちや、時としてプロのカメラマンが集うこの喫茶店はお客さんたちともすぐに仲良くなれる憩いの場である。満足して甲府に戻る。
この日は早朝3時半ごろに南東の空からさそり座のシッポあたりに三日月が昇って来るはずで、本栖湖あたりから富士山山頂に昇る三日月が捉えれれる・・・はずだった。予定通り2時に目が覚めたのだが、眠気が強くてうとうととしていたら、あっという間に1時間が過ぎ、時間は3時15分。あわてて準備して出発、精進湖のトンネルを抜けた頃には時間は4時をとうに過ぎ、富士山の右に月が昇ってしまっている。ダイヤモンド月には間に合わず、精進湖の湖畔に車を止めて月光と富士の撮影にとりかかる。
月昇る 左の明るい星は木星、右手の星座はさそり座。
月光湖面を照らす 風が吹いて湖面の月光が乱れた瞬間を捕える。
東の空に昇った白鳥座
既に先客は7~8人、三脚を立ててはいるが撮影している人は少なく、みんな日の出を待っているらしい。私の目的は月とその右手のさそり座、それと左手に輝く明星、木星だ。甲府盆地から見上げる霞のかかった星空とは違い、ここからはきらきらと輝いた星空が見える。月光と富士を映す精進湖の湖面もまた神秘的で美しい。東の空には白鳥座が頭を下げて昇り始めており、冬だというのにもう夏の大三角形が観察できる。夜明けまで精進湖湖畔で至福のひと時を過ごすことができたが、この季節は日の昇る角度が悪く、赤く焼ける富士山は見ることができなかった。
黎明の精進湖
朝焼けの精進湖
朝7時、カメラ撤収し、三方分山へ登ることにした。前回登った時はパノラマ台に登り、折り返して三方分山、女坂峠と一周してきたが、今回は精進山に直登するコースを行く。踏み跡があるか心配だったが、かなり歩いた跡があり雪が踏み固められて凍り付いていた。コースに入ってすぐに6本歯アイゼンを装着、約1時間で精進山に到着した。既に先客が一人、凍る精進湖越しの富士山を眺めていた。地元、河口湖の方らしく、周辺の山や地元の情報についてはかなり詳しい。湖畔の右手に見える赤い屋根のホテルを富士急が買い取って、今まで夏だけの営業だったのを年間営業にするらしい。ここは内装がきれいでかなり良いホテルらしい。
凍る精進湖 精進山からの眺望。
情報交換し、先に私が三方分山に向って出発、雪は15cmほどで雪道散歩を楽しむには手頃な量だった。40分ほどで山頂到着、途中で2~3人とすれ違い、さらに山頂で2~3人、さらに女坂峠に向う途中で10人以上のグループ2組とすれ違った。更に女坂峠でも10人ほどの中高年グループ、こちらは女坂峠から反対側の五湖山を目指して登っていった。さらに7~8人のグループが到着、この山域は冬でも安全に登れるので、かなり人気が高いらしい。
三方分山山頂 15cmほどの積雪あり、雪を楽しむには手ごろな量。
三方分山山頂からの富士
女坂峠の道標 五湖山まで3000m、精進湖まで3000m、距離が間違っているとしか思えない標識。
私は11時半には下山し、いつものように写真家栗林先生が経営する喫茶店写ば写ばに立ち寄り、またまた3時間近くも居座ってしまった。写真好きの人たちや、時としてプロのカメラマンが集うこの喫茶店はお客さんたちともすぐに仲良くなれる憩いの場である。満足して甲府に戻る。
>月光湖面を照らす 風が吹いて湖面の月光が乱れた瞬間を捕える。
が一番ビビット来ました。しますよ。
三方分山は私も昨年の大晦日に登りましたが、ここから見る富士はお気に入りの一つです。雪もこれくらいなら私でも歩けそうですね。もっとも、前回杓子山に登りたいと書いてまだ実現しないうちに雪山は終わりそうですが、やはり富士五湖から見る富士はイイですね。
3月1日に丹沢大山に登りましたが、霞んで遠望は全然だめでした。丹沢にはまっているのですが、富士をみるならやはりこの付近からが一番ですね。
今週末はやはり山梨県内の山に行こうと思っています。候補はいくつかありますが、さて・・・
パール富士といえば、春分の日の翌日、七面山が良さそうですね。1日日程ずらして登るかどうか、考え中です。