今年のふたご座流星群の極大は12月13日の深夜12時ごろがピークだったのだが、その時間の甲府の空は雲が広がって星は見えなかった。そこで空が晴れた翌日の夜に富士川町の林道に車中泊してふたご座流星群を狙ってみることにした。夜10時ごろに2台のカメラをセットしてインターバル撮影するが、満月に近い明るい月が空を照らし観察条件は非常に悪い。案の定、1時間ほど空を眺めていたが観察できた流星は3個ほどだった。撮影した画像にも流星はあまり写っていなかった。
広角でセットした1台目のカメラ。富士山左側に流星が流れている。
もう少し狭い角度でセットした2台目のカメラ。同じ流星が写っている。右上の明るい星はおおいぬ座シリウス。
富士山の上を流れた小さな流星
もっと小さな流星
右下を流れた流星
右上を流れた流星
左上を流れた流星
比較的大きな流星だったが場外
雲の上を流れた流星
富士山の真上に流れ落ちた流星
未明5時ごろ、富士山の上を横に走る白い筋は国際宇宙ステーションISS
富士山の上を飛ぶISS。20カットを比較明合成。
13日の夜はかなりたくさんの流星が流れたらしいのだが1日遅れの14日深夜から未明にかけては残念ながらあまり流れてくれなかった。月明かりが明る過ぎたことも影響していたのだろう。今年は残念な結果に終わってしまった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます