先週に続いて八ヶ岳に咲いている花を訪問してみる。今回は主にラン科の植物を中心に見て歩いた。
ニシキウツギは盛期を少し過ぎていた。
イブキジャコウソウは満開であちらこちらに咲いている。
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)がパラパラと咲いている。群生はしていない。
ニッコウキスゲの花
驚いたのがこのケブカツルカコソウの群生
毎年鹿の食害を受けて小さな個体がわずかしか出なかったが、今年はたくさん咲いてくれた。このまま無事に結実してくれることを願う。
昨年は外れ年でほとんど花を咲かせなかったヤマトキソウが今年は結構花を咲かせてくれた。
ヤマトキソウの花
なかなか花を開いてくれないが、運良く開いているものがあった。
ヤマサギソウ。距が長く真直ぐに伸びて先端部が少し曲がる。上萼片はバンザイするように開く。
タカネサギソウ。長い距は弧を描くように強く湾曲する。ヤマサギソウに比べて花が大きく背が低い。
ミヤマチドリ。タカネサギソウに似ているがこちらは上萼片が開かず距がきわめて短い。
タカネアオチドリ。花が鈴なりにたくさん付く。唇弁の先端部が3裂する。
テガタチドリ。だいぶ個体数が減ってしまっているが今年はそこそこに咲いていた。
ハクサンチドリ。かつてはたくさんあったのだが今では草地の中に時々見かける程度である。
ニョホウチドリ。ハクサンチドリに似るが唇弁や上萼片の先端部が尖らず円くなっている。昨年はほとんど花が見当たらなかったが今年はそこそこに咲いてくれた。
カモメラン。生育地が崩れて個体数はだいぶ減ってしまっている。昨年とほぼ同様に咲いたのは3株のみだった。
ヒメムヨウラン。今年はあまり見かけなかったが年によって増減がある。
笹薮の中に咲いていたコハクラン
樹林の林床に咲いていたコハクラン
草むらの中に咲いていたコハクラン。会えればラッキーと思ったほうが良い個体数が少ないランである。昨年見かけた場所では確認出来なかった。
ヒメスズムシソウ。今年は小さな個体ばかりである。
やや訪問時期が遅かった。個体数は昨年よりも減少しているように見受けられる。
崩れそうな土手の際に咲いていたヒメスズムシソウ。下側の株は花がたくさん付いた奇形と思われる。
岩壁にイトイが咲いていた。小さくて白くて可愛らしい花。
ミヤマハンショウヅルが岩壁からぶら下がっていた。
ミヤマウラボシとナヨシダ。この場所のナヨシダは大きくて背が高い。
たぶんタカネウシノケグサ
おそらくタカネノガリヤス。イネ科の植物は同定するのが難し過ぎる。
リシリカニツリ。茎に毛がたくさん生えている。
コウリンタンポポ。外来種で本来八ヶ岳には無いはずの植物。これが生えているのはまずい・・・。
ラン科の植物だけでなく他の花や木々も見て回ってきた。今年はラン科の植物は比較的当たり年のように見え、いつもは見かけない場所に咲いていたり花数が多かったりと、楽しく散策することが出来た。しかし、ヒメスズムシソウが減ってしまっていることはだいぶ心配である。
ニシキウツギは盛期を少し過ぎていた。
イブキジャコウソウは満開であちらこちらに咲いている。
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)がパラパラと咲いている。群生はしていない。
ニッコウキスゲの花
驚いたのがこのケブカツルカコソウの群生
毎年鹿の食害を受けて小さな個体がわずかしか出なかったが、今年はたくさん咲いてくれた。このまま無事に結実してくれることを願う。
昨年は外れ年でほとんど花を咲かせなかったヤマトキソウが今年は結構花を咲かせてくれた。
ヤマトキソウの花
なかなか花を開いてくれないが、運良く開いているものがあった。
ヤマサギソウ。距が長く真直ぐに伸びて先端部が少し曲がる。上萼片はバンザイするように開く。
タカネサギソウ。長い距は弧を描くように強く湾曲する。ヤマサギソウに比べて花が大きく背が低い。
ミヤマチドリ。タカネサギソウに似ているがこちらは上萼片が開かず距がきわめて短い。
タカネアオチドリ。花が鈴なりにたくさん付く。唇弁の先端部が3裂する。
テガタチドリ。だいぶ個体数が減ってしまっているが今年はそこそこに咲いていた。
ハクサンチドリ。かつてはたくさんあったのだが今では草地の中に時々見かける程度である。
ニョホウチドリ。ハクサンチドリに似るが唇弁や上萼片の先端部が尖らず円くなっている。昨年はほとんど花が見当たらなかったが今年はそこそこに咲いてくれた。
カモメラン。生育地が崩れて個体数はだいぶ減ってしまっている。昨年とほぼ同様に咲いたのは3株のみだった。
ヒメムヨウラン。今年はあまり見かけなかったが年によって増減がある。
笹薮の中に咲いていたコハクラン
樹林の林床に咲いていたコハクラン
草むらの中に咲いていたコハクラン。会えればラッキーと思ったほうが良い個体数が少ないランである。昨年見かけた場所では確認出来なかった。
ヒメスズムシソウ。今年は小さな個体ばかりである。
やや訪問時期が遅かった。個体数は昨年よりも減少しているように見受けられる。
崩れそうな土手の際に咲いていたヒメスズムシソウ。下側の株は花がたくさん付いた奇形と思われる。
岩壁にイトイが咲いていた。小さくて白くて可愛らしい花。
ミヤマハンショウヅルが岩壁からぶら下がっていた。
ミヤマウラボシとナヨシダ。この場所のナヨシダは大きくて背が高い。
たぶんタカネウシノケグサ
おそらくタカネノガリヤス。イネ科の植物は同定するのが難し過ぎる。
リシリカニツリ。茎に毛がたくさん生えている。
コウリンタンポポ。外来種で本来八ヶ岳には無いはずの植物。これが生えているのはまずい・・・。
ラン科の植物だけでなく他の花や木々も見て回ってきた。今年はラン科の植物は比較的当たり年のように見え、いつもは見かけない場所に咲いていたり花数が多かったりと、楽しく散策することが出来た。しかし、ヒメスズムシソウが減ってしまっていることはだいぶ心配である。
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