前日に続いてハルリンドウ探索である。先週お会いした花仲間から八ヶ岳横断歩道でハルリンドウらしき花を見たと伺いスマホの画像を見せていただいたが間違い無さそうだ。しかし失敗だったのは場所をあまり聞かなかったことだ。天女山の周辺だろうということはわかるのだが八ケ岳横断歩道は経路が長く1日で往復するのは困難である。せめて天女山から右に行くのか左に行くのか聞いておけば良かったのだが失敗である。もうひとつ気になっていたのがこの界隈に咲くオキナグサである。葉は何度も確認しているが花が咲いているのはまだ見たことが無い。まずはハルリンドウを探しながらオキナグサの自生地まで行ってみる。
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天気は良かったが富士山はちらりと見えたのみ。
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これは茎の無いツバメオモトか?
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天の河原付近にあったのはフデリンドウだった。
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サクラスミレが少しだけ咲いていた。
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白いエイザンスミレ
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タチツボスミレはたくさん。
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嬉しいことに目の前にヒメギフチョウが舞い降りてきた。八ヶ岳でこの蝶を見るのは何年ぶりだろうか。
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賽の河原に咲いていたのもフデリンドウだった。
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元気の無いオキナグサの葉。花はひとつも咲いておらず個体数も激減。1ヶ所は葉も見つからず消滅したらしい。
草地の中を探索していたところ偶然にもこの周辺の調査や保護を行っているグループのメンバーと遭遇し、一行の中には山岳連盟の知り合いの人も居た。オキナグサの情報を聞いてみたところ、前日調査が行われたばかりで標高1,700m以上の場所はオキナグサが消滅してしまっているらしい。昨年咲いた株もほんの数株だったらしい。保護柵で囲ったこともあったがうまく行かなかったようで撤去したそうだ。食害もあるだろうがそれ以上にこちらの場所は環境の変化が減少する原因になっているようだ。茅ヶ岳のオキナグサはひとまず保護に成功しており、幸運だったと言って良いのだろう。
残念ながらこちら側ではハルリンドウを発見できず、ルートを戻って八ヶ岳横断歩道に入ってみる。公算としては八ヶ岳牧場側のルートのほうが出会えそうだが、ここは未だ歩いたことが無い観音平側に入ってみる。
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日当たりの良いこんな沢沿いが怪しいと思ったのだが見つからない。
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ネコノメソウ属が生えていた。葉は対生している。
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雄しべが4本、どうやらネコノメソウのようだ。
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別の沢沿いに居たのはツルネコノメソウ。
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花が咲いておらず不明なのがこのネコノメソウ属。
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茎に毛が多く、形から見るとハナネコノメソウのようだが花芽や花帆が全く出ていないのもおかしいような気がする。花を見ないと正体不明である。
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沢筋で見たこともない花に出会ったと思ったのだが・・・
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良く見れば花が咲き始めたばかりの背の低いタチカメバソウだった。
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ちょっと色っぽいフイリフモトスミレ
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展望台・・・だが。
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木が伸びてあまり展望は良く無い。
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そしてここに生えていたのもフデリンドウだった。留まっている蝶はミヤマセセリ。
予定ではさらにその先の尾根を越えて回り込み向こうの谷まで行く予定だったが尾根の登りで心が折れた。2~3週間前から痛みのある右足首の状態もあまり良く無く、本日はテーピングを施しての入山である。目的のハルリンドウに出会えるような環境には見えず、無理せずに引き返すことにした。
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最後に意外なところで出会えたオキナグサ。周辺には葉も含めて見当たらず、花も元気無いように見える。
この界隈のオキナグサはかなり減少しているという印象を受けており、危険な状態になりつつあるのではないかと思う。ハルリンドウはまたしても探索失敗、そう簡単には姿を見せてくれない。
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天気は良かったが富士山はちらりと見えたのみ。
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これは茎の無いツバメオモトか?
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天の河原付近にあったのはフデリンドウだった。
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サクラスミレが少しだけ咲いていた。
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白いエイザンスミレ
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タチツボスミレはたくさん。
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嬉しいことに目の前にヒメギフチョウが舞い降りてきた。八ヶ岳でこの蝶を見るのは何年ぶりだろうか。
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賽の河原に咲いていたのもフデリンドウだった。
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元気の無いオキナグサの葉。花はひとつも咲いておらず個体数も激減。1ヶ所は葉も見つからず消滅したらしい。
草地の中を探索していたところ偶然にもこの周辺の調査や保護を行っているグループのメンバーと遭遇し、一行の中には山岳連盟の知り合いの人も居た。オキナグサの情報を聞いてみたところ、前日調査が行われたばかりで標高1,700m以上の場所はオキナグサが消滅してしまっているらしい。昨年咲いた株もほんの数株だったらしい。保護柵で囲ったこともあったがうまく行かなかったようで撤去したそうだ。食害もあるだろうがそれ以上にこちらの場所は環境の変化が減少する原因になっているようだ。茅ヶ岳のオキナグサはひとまず保護に成功しており、幸運だったと言って良いのだろう。
残念ながらこちら側ではハルリンドウを発見できず、ルートを戻って八ヶ岳横断歩道に入ってみる。公算としては八ヶ岳牧場側のルートのほうが出会えそうだが、ここは未だ歩いたことが無い観音平側に入ってみる。
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日当たりの良いこんな沢沿いが怪しいと思ったのだが見つからない。
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ネコノメソウ属が生えていた。葉は対生している。
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雄しべが4本、どうやらネコノメソウのようだ。
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別の沢沿いに居たのはツルネコノメソウ。
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花が咲いておらず不明なのがこのネコノメソウ属。
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茎に毛が多く、形から見るとハナネコノメソウのようだが花芽や花帆が全く出ていないのもおかしいような気がする。花を見ないと正体不明である。
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沢筋で見たこともない花に出会ったと思ったのだが・・・
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良く見れば花が咲き始めたばかりの背の低いタチカメバソウだった。
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ちょっと色っぽいフイリフモトスミレ
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展望台・・・だが。
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木が伸びてあまり展望は良く無い。
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そしてここに生えていたのもフデリンドウだった。留まっている蝶はミヤマセセリ。
予定ではさらにその先の尾根を越えて回り込み向こうの谷まで行く予定だったが尾根の登りで心が折れた。2~3週間前から痛みのある右足首の状態もあまり良く無く、本日はテーピングを施しての入山である。目的のハルリンドウに出会えるような環境には見えず、無理せずに引き返すことにした。
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最後に意外なところで出会えたオキナグサ。周辺には葉も含めて見当たらず、花も元気無いように見える。
この界隈のオキナグサはかなり減少しているという印象を受けており、危険な状態になりつつあるのではないかと思う。ハルリンドウはまたしても探索失敗、そう簡単には姿を見せてくれない。
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