西沢渓谷は紅葉にはまだ早い。紅葉のハイシーズンに訪れるほうが見どころいっぱいなのであるが、その時期の週末は混雑が著しくまともに写真を撮りながら歩くのは難しくなり、さらにはシダの宝庫であるこの渓谷でシダを探しながら歩くのは困難になってしまう。そのためハイシーズンを避け、かつ天気予報があまり思わしく無かったこの日にあえて訪問してみた。小雨は止む無しと思っていたが想定外に青空が広がっており、どうやら雨の心配は無さそうである。何種類かお目当てのシダがあるのだが小さくて探すのは難しそうである。たくさん見てきたシダ植物はまずさておいて、西沢渓谷の美しい流れと滝を堪能していただきたい。

西沢渓谷駐車場から見上げるループ橋。その下に見えるゴツゴツした危なそうな山が鶏冠山。

シダを見ながら歩く。裏側に真っ黒な胞子嚢を付けているヒメシダ。

アスファルトの脇の石垣に付いていたシダ

オウレンシダ。あちらこちらで良く見かける。

岩壁にはイワデンダの大群。

おしゃれなトイレ。ここから先が本格的な西沢渓谷になる。

案内板の地図が凄い。山岳救助隊の温井さんが描いた作品。

二俣吊り橋を渡るといよいよ渓谷道である。

吊り橋から見上げる鶏冠山。紅葉にはまだ早い。

鶏冠山の入り口。かつては入山禁止の看板が立っていたがルートが整備されたのか、きちんとした看板があった。

主だった滝や名所には看板が立っている。

滝見台から見る三重滝

人面洞。画面左側の窪んだ岩のところが人の顔のように見えるのだろうが、暗くて良く分からない。

渓谷の登山道脇に咲くダイモンジソウ

ダイモンジソウ

トリカブト。葉の幅が広くヤマトリカブトと思われる。

竜神の滝

貞泉の滝

澄んだ西沢渓谷の流れ

それなりの急流である。

蛙岩

いちばん奥にかかる方杖橋

方杖橋の上から見る沢の流れ

そして西沢渓谷一番の名所、七つ釜五段の滝

七つ釜五段の滝上部

同じく別角度から。ポスターで良く使われるのがこの位置からの画像である。

さらに滝の最上部を見下ろす。

渓谷道の一番奥にある滝、不動滝。

木道の階段を登り上げると休憩ベンチのある小屋(トイレあり)に到着する。ここから先は道幅の広い昔のトロッコ軌道を歩いて駐車場に戻ることになる。
西沢渓谷は一周約10㎞、時間にして5時間くらいの周回コースになっており、ハイシーズンには一方通行が原則である。途中で引き返してきたり、逆走したりする人が居るのだが渓谷道が狭く交差がうまく出来ず滑落する事故が起きている。とにかくハイシーズンの週末はかなり混雑するのでそのつもで入山して欲しい。ちなみに今回私が周回してかかった時間は8時間である。費やした時間のほとんどがシダ探しと撮影である。見つかったシダもあれば見つからなかったものもあるのだが、時間をかけたのに見合ったシダ探しは出来たと思っている。下山したのはもちろん私が最後だった。

見たかったのはこのシダ。

オオクボシダ。葉に毛の生えた小さなシダである。山梨県絶滅危惧ⅠA類。

そしてもうひとつがこれ。

ヒメイワトラノオで間違いないと思われる。山梨県絶滅危惧ⅠB類。
その他大量に撮影したシダ植物は名前を調べてからまた後日掲載する。

西沢渓谷駐車場から見上げるループ橋。その下に見えるゴツゴツした危なそうな山が鶏冠山。

シダを見ながら歩く。裏側に真っ黒な胞子嚢を付けているヒメシダ。

アスファルトの脇の石垣に付いていたシダ

オウレンシダ。あちらこちらで良く見かける。

岩壁にはイワデンダの大群。

おしゃれなトイレ。ここから先が本格的な西沢渓谷になる。

案内板の地図が凄い。山岳救助隊の温井さんが描いた作品。

二俣吊り橋を渡るといよいよ渓谷道である。

吊り橋から見上げる鶏冠山。紅葉にはまだ早い。

鶏冠山の入り口。かつては入山禁止の看板が立っていたがルートが整備されたのか、きちんとした看板があった。

主だった滝や名所には看板が立っている。

滝見台から見る三重滝

人面洞。画面左側の窪んだ岩のところが人の顔のように見えるのだろうが、暗くて良く分からない。

渓谷の登山道脇に咲くダイモンジソウ

ダイモンジソウ

トリカブト。葉の幅が広くヤマトリカブトと思われる。

竜神の滝

貞泉の滝

澄んだ西沢渓谷の流れ

それなりの急流である。

蛙岩

いちばん奥にかかる方杖橋

方杖橋の上から見る沢の流れ

そして西沢渓谷一番の名所、七つ釜五段の滝

七つ釜五段の滝上部

同じく別角度から。ポスターで良く使われるのがこの位置からの画像である。

さらに滝の最上部を見下ろす。

渓谷道の一番奥にある滝、不動滝。

木道の階段を登り上げると休憩ベンチのある小屋(トイレあり)に到着する。ここから先は道幅の広い昔のトロッコ軌道を歩いて駐車場に戻ることになる。
西沢渓谷は一周約10㎞、時間にして5時間くらいの周回コースになっており、ハイシーズンには一方通行が原則である。途中で引き返してきたり、逆走したりする人が居るのだが渓谷道が狭く交差がうまく出来ず滑落する事故が起きている。とにかくハイシーズンの週末はかなり混雑するのでそのつもで入山して欲しい。ちなみに今回私が周回してかかった時間は8時間である。費やした時間のほとんどがシダ探しと撮影である。見つかったシダもあれば見つからなかったものもあるのだが、時間をかけたのに見合ったシダ探しは出来たと思っている。下山したのはもちろん私が最後だった。

見たかったのはこのシダ。

オオクボシダ。葉に毛の生えた小さなシダである。山梨県絶滅危惧ⅠA類。

そしてもうひとつがこれ。

ヒメイワトラノオで間違いないと思われる。山梨県絶滅危惧ⅠB類。
その他大量に撮影したシダ植物は名前を調べてからまた後日掲載する。