後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

和田義男氏の高画質の「和田フォトギャラリー」をご紹介します

2010年02月20日 | 写真

「和田フォトギャラリー」は高画質な写真を収集し公開しているブログです。ご本人のさ作品だけでなく他の方々の感動的な写真も「感動写真集」として広く公開しています。高品質の写真は見るだけで楽しいです。その為に毎日のアクセス数が1万件以上の日もあり、ブログ開設以来の通算が1280万件になっています。是非、高画質の写真をお楽しみ下さい。今日は、http://wadaphoto.jp/index.htm の感動写真集の中から小池淳二さんのネパールから見たヒマラヤの写真を3枚だけご紹介いたします。出典は、http://wadaphoto.jp/kikou/nepal1.htm です。

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独身を通す日本人が多いー結婚しなくても幸せなのです

2010年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム

最初から個人的な事を明記します。それを参考にしてその下で開陳する私の話の真贋をご自分でお考え下さい。私は幸運にも妻に恵まれ子供が2人。その子供も結婚して孫が3人いる老人です。結婚したお陰で幸せになれたと思っています。そういう人は若い人々へ結婚を強く勧めがちです。職場で部下へ勧めるときは神妙に聞いてくれます。ところが引退後、若い人々へ結婚を勧めると反論してきます。どうも日本人の結婚観が変わってしまったようです。貴方の身の周りに40歳を過ぎても結婚しない人が居ませんか?

私の姪は外科医です。40過ぎても独身で、毎日のようにメスを振るって手術をしているそうです。患者の体を人間と思っていては手術にミスが出るようです。性格も良く、ほどほどに美人なので男性に好かれる筈ですが結婚しようとしません。不思議です。

その他にも居ます。保険会社で普通に働いている甥がニコニコして独身を通しています。独りで小さなマンションに住んで悠々と生きています。現在のマンションは家具付きのも有って、日常生活には困りません。スーパーマーケットやコンビニ、コインランドリーもあります。昔の男は炊事、洗濯が出来ないので結婚したものです。それに「結婚しないと社会的に信用されない」とよく説教されたものです。そして地方では、結婚しないと先祖代々続いた家が断絶するという脅しも聞きました。

そうです昔は結婚は社会的な強制儀礼だったのです。それをしない男女は社会的に一人前として認められなかったのです。職場での昇進も遅くなったのです。

面倒くさいから結論を言ってしまいます。

以前は結婚は社会的義務でしたが、現在は個人的な好みの問題に変わってしまったのです。個人が社会的に強制される結婚から解放されたのです。結婚しなければ夫や妻に干渉されろわずらわしさが無いのです。これをアメリカ流の「個人の自由」と云います。現在の日本人は親が勧めてもその意見を無視します。まあ、礼儀正しく聞いてはいますが、決して従いません。最近の結婚披露宴には「仲人」が居ないそうです。私も現役の間に何度か頼まれてその役をしました。なにか空々しい役目です。やっぱり無くなったか、と妙に納得しています。

結婚して離婚して、子供を巻き込む。あるいは結婚後にも貧乏が続いて子供を幸福に育てられない。結婚にはそのように大きなリスクが伴います。そんなリスクを侵しても実行しても良いものでしょうか?このように考える若者が増えるのも自然です。老人はそれを悪いと説教します。しかし結婚は徹頭徹尾、本人の考えでするものです。自分の子供が40歳過ぎても結婚しないと嘆くのは止めましょう。子供の結婚問題に執着するのは不幸です。それよりも老後は楽しく遊び回りましょう。

私は子供や孫から可能な限り独立した精神を打ち建てています。打ち建てるなどとは大げさすぎますが、その位に決心した方が良いものです。皆様も子離れ、孫離れをして幸多い楽しい日々をお過ごしください。子供や孫が居なければ心配事が初めから有りませんね。「無い子には泣かされぬ」と言うではありませんか。

今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。藤山杜人

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