後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

3日3晩の七転八倒の風邪が治りました・・・しかしガンが再発しました

2011年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

3日3晩の七転八倒の風邪が治りました。励ましのメッセージを多くの方々から頂き本当に有難う御座いました。心から感謝しています。

ところが今日、武蔵野日赤病院で前立腺ガンの定期検査で局所再発と判定されました。

1年後くらいに放射線治療を受けるようになると存じます。それまでは今まで通りの生活が楽しめます。

前立腺の全摘出手術を受けたのが2009年8月です。ガン細胞が完全には取りきれず少し残りました。PSA検査の値が3ケ月ごとにジワジワ上がっています。

手術の3年後の2012年秋には放射線治療を受けるようです。ただし転移しない性質のガンなので副作用の強いホルモン剤は使用しない方針だそうです。

この経過は前立腺ガンをお持ちの方々にご参考になると存じますのでいずれキチンとご報告いたしたいと存じます。

それにしても2年前の前立腺全摘出手術の前後に多くの方から励ましのメッセージを頂きました。その折のご恩は決して忘れていません。

本当に有難う御座いました。藤山杜人


雨季が終り、晴れ上がったチェンマイの空

2011年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

マイフレのGAKUさんはご夫婦でタイのチェンマイに移住され、悠々と生活を楽しんでいらっしゃいます。写真がお上手で目の覚めるような南国の写真を時々お借りしてこのブログでご紹介しています。

今日は雨季が上がり、久しぶりに空が晴れ上がった様子の写真をご紹介します。そして、その空の下に咲いた南国らしい花の写真もお送りします。GAKUさんはご満悦で稲荷ずしとノリ巻きにビールを持参してピクニックへ行ったそうです。そんな楽しい南の国の生活をご想像しながら写真をお楽しみ下さい。

出典は、http://gaku404.exblog.jp/ です。

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訓練の重要性(2)ファミリーレストランの接客態度に感動し、涙がながれる

2011年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

私は、コンビニ店やファミリーレストランの接客態度に感動し、涙がながれそうになることが時々起きます。老人の感傷でしょうか。

理由を書くまえに、まず老人の昔話を読んで下さい。昔話といっても、1970年頃より前のことです。日本が高度成長を始める前のレストランや店の接客態度の悪さのことです。

その接客態度は悪いだけなら耐えられますが、お客を差別したのです。立派な洋服を着たお客にはへつらいます。ハンサムな男性や美人のお客にはニコニコして愛想を良くします。旅館へ行って、玄関で宿泊を申し込むと、女将が疑い深い、いやな顔をして私の足元を見ます。立派な靴を履いていたら、部屋は一応空いてはいますがと半分承諾してくれます。古靴を履いていたら満室ですとニベも無く断られます。

レストランでも見かけの良いお客へは女給が何度も近付いてサービスをします。金持なら小銭をポチ袋に入れてそっと渡してくれます。旅館でも心ヅケを多くくれそうなお客へサービスを良くします。

私はいつも貧乏そうにしていましたし、見かけも悪い男だったので何度も、何度も、そして何度も悔しい思いをしました。悲しい思いをしました。この書き方のクドさで私の恨み、つらみの深さがお分かり頂けると思います。

これこそが古い日本の文化だったのです。

それがケンタッキーやマクドナルドなどが日本へ上陸してから一挙に変わってしまったのです。アメリカの店では接客態度をマニュアルに従って徹底的に訓練します。その訓練を終了しないと働けないのです。訓練を重要視するアメリカ文化の特徴です。

さらにアメリカ流の接客訓練をしたコンビニが津々浦々に出来ると、日本の店の接客態度もガラリと変化したのです。

皆一様に親切に明るくなり、お客の見かけによって差別しないようになったのです。微塵の差別も感じられません。老人になって、その上、店の中を見るだけで出てしまっても、ニコニコしながら丁寧に送り出してくれるのです。昔はチェッとか聞えよがしに舌打ちして送りだされた事も時々ありました。舌打ちしない場合でも露骨に嫌な顔をされたものです。

ここまで書けば、何故私がコンビニ店やファミリーレストランの接客態度に感動し、涙がながれそうになるかが充分ご理解いただけたと思います。涙を流すは大げさですが、ああ日本も本当に平等な良い邦になったものだと深い喜びに満たされます。

もう止めます。気晴らしに写真を2枚。上の写真は箱根にあるオリエント急行のラウンジで出されるコーヒーセットです。その品質が良いのには感動しませんでしたが運んで来たボーイさんのサービス態度に感心しました。

下の写真は箱根の「山のホテル」の喫茶室です。ピアノなんか置いてある高級な所です。昔は私のような人物は敬遠されそうな場所でした。最近はサービスに差別が無い上、お客も平等に寛いでいます。その光景が私にとっては感動的だったので写真を一枚撮りました。ああ、日本は本当に良い国になりました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

藤山杜人

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