(この挿絵の出典:ことめのHP: http://www.ac.auone-net.jp/~kotome/)
ブログを書いていると不愉快なコメントを連続的に貰ってショックを受けたり、人間が嫌になりブログを止めてしまう人々が居るといいます。現実に私もネット生活が嫌になり止めてしまった人を知っています。
ところが、私は4年間のブログ体験の中で不愉快なコメントを貰った経験はほんの少数で、圧倒的多数のコメントは好意的で、愉快なものばかりです。元気が出ます。勇気づけられます。人間が好きになります。
手術入院の時などは手術の怖さが和らぎました。結果的に言えば、「ブログ生活は愉快で楽しい」と言えます。そうでなければ飽きやすい私が、毎日ブログを書きながら4年間も続かなかったと思います。
この自分のブログへの不愉快なコメントを避けるために、私は初めから心がけていることがあります。
秘訣といえるかも知れません。その幾つかを書いてみます。
(1)まず内容が一番重要です。読んでくれる人の心が安らぎ、明るい気分になり、元気になるような内容の文章や写真を掲載します。人生を暗く感じさせるような内容のものは一切出さないようにします。
(2)色々な外国や宗教の体験的な話を書いて、人間に共通な善い性格を説明します。共通でない悪い考え方は書かなくとも想像して頂けます。国籍や宗教の違いによる対抗心も自然に消えるような書き方をします。
(3)ブログでは敬語や丁寧語を使います。読んでくれる人々を尊敬しているのです。ですから自然に敬語が出てきます。
しかしコメントを下さる方が丁寧な言葉を使はなくても気にしないようにしています。それはその方の言語能力の問題であり、自分の問題ではないのです。
(4)ブログ世界やその他のネット社会ではお互いに容姿が見えません。人間の悪い側面も見えません。従って、私は全ての人は人格者と仮定してお付き合いをします。全ての男性は美男子であり、全ての女性は素晴らしい美人と想定してお付き合いをします。
当然、敬語や丁寧語が自然に出て参ります。実社会ではないので、そうのように仮定してお付き合いをしても自分に害はありません。
(5)掲載する文章や写真の「内容そのもの」を重視するあまり、美しい文章や上手な写真にするところまで手が届きません。下手な文章です。拙い写真です。
そこで他のブログを書いている方々へ御願いして写真や絵画をお借りして、転載させて頂いています。そうするとこのブログも華やかに飾ることが出来ます。
今日の挿絵の白鳥の飛んでいるイラストも虹河琴女(にじかわ ことめ)さんから2年前にお許しを得て、使わせて頂いています。
(6)以上のように心がけて居ても、たまには実に不愉快千万なコメントが来ることがあります。その対策としてコメントは自動公開にしないで必ず自分の承認の後に公開する方法を取ります。その上、ここが重要なポイントですが、不愉快なコメントは即刻削除して忘れることにします。
世の中には色々な人が居るものです。と軽く受けて、引きずらないことが肝要です。不愉快なコメントに対しては即刻、断固とした処置を取ります。連続するようなら法律的措置をとる決心をしています。
このような心がけを私は2人の別々のアメリカ人から学びました。この二人は私に報酬を払って日本国内の技術動向の調査を依頼してきたのです。メールだけの指示で私は誠心誠意働きました。充分な調査報告書を数回ずつ送ったのです。実に気持ちの良かった仕事でした。
2人とはメールの交換だけで仕事をしました。断片的な報告を送ると、私を褒め、勇気づける内容のメールを即刻寄こします。多彩な内容のメールでした。こちらも本気になって徹底的に調べ上げメールで報告しました。
アメリカ人は容姿、国籍、宗教の違う人間をメールだけで本気で働かせることが出来るのです。一歩進んだネット社会を見る思いでした。その内容はこのブログで別の記事としてご紹介しました。ウオルフ博士とマリア・ソコラッテー先生とのことです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と、楽しいネット生活をお祈り申し上げます。
藤山杜人