11月22日 正午を過ぎお腹も空いてきた。名物の蕎麦屋があると聞き、店に入ると先客で賑わっていた。食後暫しの休憩を取り御岳渓谷を下流に向かって歩む
河原で絵を描いてる人、写真を撮ってる人を多く見かけた。
歩道の頭上に真紅の楓が、思わず見上げて暫し佇む
日本酒党には有名な多摩の地酒「澤乃井」の醸造元を見学。元禄15年(1702年)創業。白壁の蔵が並び蔵元の雰囲気たっぷり。屋根上の丸い玉は”酒ばやし”と呼ばれ、杉の葉で作られている。毎年新酒の仕込みの時、新しく作り変えるそうだ
渓谷沿いに建つレストランは紅葉狩りの観光客で大賑わい。
庭の楓は緑の葉に映えて一層美しく感じる
向こう岸にある寒山寺にお参りする。寒山寺は、この辺りが中国蘇州の寒山寺に似ていることから創建されたそう。石碑があり有名な唐代の詩人張継の「月落ち 烏ないて 霜、天に満つ. 江楓(こうふう) 漁火 愁眠に対す・・」の詩が刻まれている
寒山寺から見る下流の渓谷美は素晴らしい
以上で「奥多摩 御岳渓谷を歩く」を終わります