山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その8(世界遺産アイト・ベン・ハッドウを訪ねる)

2008-02-26 21:45:13 | 旅行
1月26日(土)朝ワルザザートの宿を出発し、西に33km、世界遺産の要塞の村アイト・ベン・ハッドウに向かう。アイト・ベン・ハッドウ村はいわゆる日干しレンガ造りの古い「クサル(要塞化された村」)の一つである。その現実離れした不思議な風貌は、迫力の或る空間芸術だ。
アイト・ベン・ハッドウに住んでいるのは、現在ベルベル人の5-6家族だけ。ここは映画のロケ地として使われる。有名なものでは「アラビアのロレンス」、「ソドムとゴモラ」、「ナイルの宝石など」。

カスバ街道にはこのような要塞(カスバ)が多く見られる

西に向かって進んでいると、遠くにアイト・ベン・ハッドウが見えてきた
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アイト・ベン・ハッドウを歩く
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画 像 説 明 
左1 アイト・ベン・ハッドウ遠景         右1 頂上から下を見る。カスバが見える
左2 川をロバに乗って渡る。オットト!    右2 頂上から遠く高アトラス山脈を望むことができる
左3 ここに住んでいる家族がお出迎え   右3 頂上は大事な物の貯蔵所
左4 中を見学                  右4 頂上に向かって歩く。きつい坂だ
左5 生活の匂い、洗濯物が干してある   右5 泥をこねて日干しレンガの製造中


アイト・ベン・ハッドウの見物を終え、本日の目的地マラケシュへ向かう。途中標高2、200mのテシュカ峠を越える。白い丸太のようなものは売り物の化石だ。
    
峠の下りは細い道のうえ日光の「いろは坂」のような九十九折、下を見ると目が回る。例年なら雪で真っ白だそうだ

峠を下りてから小さな町をいくつか通過する。道路上に、ロバに荷物を載せて歩く女性が見えた。山岳地帯では女性が良く働いている。
    

その9(マラケシュ市内観光)へ続く