4月23日 「鎌倉の森と寺社を歩く」の第2回に参加した。今回のコースは建長寺から半僧坊を通り鎌倉アルプス最高峰の大平山(157m)を経由して瑞泉寺→鎌倉宮までの約6km。午前中は天気に恵まれたが、午後からは怪しい空模様になり、歩き始めると本降りになった。天気が良ければ、富士山や房総半島が望めるコースだったが見えず、その上滑りやすい足元が気になり景色鑑賞の余裕がなかった。
<建長寺境内を歩く>
建長寺は鎌倉五山第一位で1253年北条時頼が開基。開山は南宋からから招聘した蘭渓道隆
・門前で準備運動して出発
・境内ではボタンが満開
・堂々たる山門。1775年再建
・創建時から残る梵鐘。蘭渓道隆の銘文があるそうだ
・蘭渓道隆の手植えと言われる樹齢700年のビャクシン(柏槇)の巨木。2月の大雪で枝折れか
・法堂の天井には雲竜図(小泉淳作)
・唐門
・夢窓祖石が作庭の心字池
・開基が北条貞時、開山が約翁徳倹の龍峰院
・参道に咲くドウダンツツジ
・半僧坊(愛宕、秋葉神社系)に向かって長い石段を進む
・ツツジとカラス天狗像のコラボ
<鎌倉アルプスハイキング(天園ハイキングコース)>
・本格的なハイキング開始。きつい登りが続く
・勝上献展望台から鎌倉市街と海。天気が良いと富士山が見える
・建長寺の全体が見渡せる
・鎌倉アルプス最高峰太平山はもうすぐ。最後の登りだ
・正午を過ぎた頃太平山頂上(159m)へ。近くのゴルフ場の食堂で昼食
<瑞泉寺へ>
・昼食後は雨の中ひたすら歩く。無窓疎石が開山の瑞泉寺へ
・境内には鮮やかな色の紅葉が。雨で水滴がレンズに
・ツツジと石灯籠のコラボ
・民家の庭に藤の花
<鎌倉宮(官幣中社)へ>
明治天皇が建武の中興に功があり非業の死を遂げられた護良親王を悼み創建(1869年)
・鎌倉宮の屋根の千木・鰹木
・護良親王が幽閉されていた石牢。白装束の宮司さんの説明は講談師も尻尾を巻く
次回は「関東の吉野山 秩父 美の山ハイキングと羊山公園(4/24)」をアップします