山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

八丈島への旅(4月16日~18日)その3(4/17 陣屋跡・玉石垣・黄八丈染元)

2023-04-25 20:09:49 | 旅行

 

4月17日 都立八丈植物公園を後にしてバスで次に向かったのが陣屋跡。1528年(享禄元)に、北条早雲の家来、中村又次郎が代官として来島し、此処に陣屋を設けた。 江戸時代になると、幕府は此処を島役所とし八丈島を統治した。今では丸い石を積み上げた玉石垣のみが残り、往時をしのばせてくれる。

・陣屋跡の説明看板

・バスを降りて陣屋跡めぐりに出発

・見事な玉石垣。地震や台風にも崩れず残ったそうだ。玉石は横間ヶ浦から主に流人が運んだとのこと

・積み方の特徴は真ん中の石の周りに6つの玉石を並べる

・民家の庭に咲く花

・2018年1月にこの地にあった八丈島の典型的建物を残す「ふるさと村」が火災で焼失、現在は立ち入り禁止

・陣屋跡を後にして黄八丈染元へ。黄八丈は、黄色、樺色、黒色の3色を基調とした絹織物。染料は島内に自生している植物の草木染で、黄色はコブナ草、樺色はタブの木の樹皮、黒色は椎の木の樹皮と沼浸けで染めて行く。媒染は榊・椿の灰汁(あく)など

 

・若い女性が織機を操作していた(昔から若い女性のお仕事とのこと)

・黄八丈の絹織物(左から黒色、樺色、黄色

・見学ののち、工房の主人が庭に咲く花を見せてくれた。もうガクアジサイが咲いていた

・菊科の花かな?綺麗だ

 

次回その4は「4/18大坂トンネル展望台・服部屋敷」をアップします