4月17日 都立八丈植物公園を後にしてバスで次に向かったのが陣屋跡。1528年(享禄元)に、北条早雲の家来、中村又次郎が代官として来島し、此処に陣屋を設けた。 江戸時代になると、幕府は此処を島役所とし八丈島を統治した。今では丸い石を積み上げた玉石垣のみが残り、往時をしのばせてくれる。
・陣屋跡の説明看板
・バスを降りて陣屋跡めぐりに出発
・見事な玉石垣。地震や台風にも崩れず残ったそうだ。玉石は横間ヶ浦から主に流人が運んだとのこと
・積み方の特徴は真ん中の石の周りに6つの玉石を並べる
・民家の庭に咲く花
・2018年1月にこの地にあった八丈島の典型的建物を残す「ふるさと村」が火災で焼失、現在は立ち入り禁止
・陣屋跡を後にして黄八丈染元へ。黄八丈は、黄色、樺色、黒色の3色を基調とした絹織物。染料は島内に自生している植物の草木染で、黄色はコブナ草、樺色はタブの木の樹皮、黒色は椎の木の樹皮と沼浸けで染めて行く。媒染は榊・椿の灰汁(あく)など
・若い女性が織機を操作していた(昔から若い女性のお仕事とのこと)
・黄八丈の絹織物(左から黒色、樺色、黄色)
・見学ののち、工房の主人が庭に咲く花を見せてくれた。もうガクアジサイが咲いていた
・菊科の花かな?綺麗だ‼
次回その4は「4/18大坂トンネル展望台・服部屋敷」をアップします