全景。
和田津海。
それぞれの品種名は日本の地名や人名、風物になぞらえたもの、さらに中国の人名や風物に関するものなど多種多様。
王昭君の墓は盛唐以降、「青塚(青冢)」(せいちょう)と呼ばれる。「青塚」の名は、「一面の白沙白草の胡地に、王昭君の墓所のみ青草が生い茂る」ことに由来し、この伝説は、「王昭君の魂魄の再生復活をその青草に期待し、願望したもの」である。(「Wikipedia」より)
※中国の四大美人
1.西施(春秋時代)
2.王昭君(漢)
3.貂蝉(後漢)
4.楊貴妃(唐)
左から、西施【沈魚美人】、王昭君【落雁美人】、貂蝉【閉月美人】、楊貴妃【羞花美人】。
光源氏の最初の正妻。だが密かに義理の母・藤壺を恋い慕う源氏には物足りない心地がし、葵の上も他の女君にうつつを抜かす4歳下の夫にうちとけない。10年後にようやく懐妊したが、賀茂祭(葵祭)の際、家来が源氏の愛人の六条御息所の家来と車争いし、御息所の牛車を壊し恥をかかせてしまい、その後、葵の上は物の怪(実は生霊・六条御息所)に悩まされるようになる。難産の末、夕霧を産み、源氏とも夫婦の情愛が通い合ったのもつかの間、あっけなく他界してしまう。
迦陵頻伽(かりょうびんが)
上半身が人で、下半身が鳥という想像上の生物。極楽浄土に住むとされる。その声は非常に美しく、仏の声を形容するのに用いられ、「妙音鳥」、「好声鳥」、「逸音鳥」、「妙声鳥」とも。
峨眉山月(がびさんげつ)
峨眉山月 李白
峨眉山月半輪秋 峨眉山月 半輪の秋
影入平羌江水流 影は平羌江の 水に入りて流る
夜発清溪向三峡 夜 清渓を発して 三峡に向かふ
思君不見下渝州 君を思へども見えず 渝州に下る
峨眉山 中国四川省(「Wikipedia」より)
仏教の三大聖地の山。金頂とよばれる標高 3079.3 メートルの頂に 2 つの寺院がある。
そして6月11日(金)は、今年の「入梅」の日。
「入梅」とは、雑節のひとつで、暦の上ではこの日から梅雨の時期に入ります。かつては、「芒種」(二十四節気)以降の、最初の壬(みずのえ)の日」または「立春から数えて135日目」などとされていましたが、現在は「太陽の黄経(こうけい)が80度に達した日」で、毎年6月11日頃になります。入梅にも梅雨にも「梅」の文字が使われていますが、これは梅の実が熟す頃だから。入梅に対して、梅雨が明けることを「出梅(しゅつばい)」と呼びますが、あまり使われません。「梅雨明け」が一般的。
各地によって「入梅」の時期は異なり、5月中旬ごろに沖縄地方で梅雨入りし、九州、四国、本州へと梅雨前線が北上します。北海道には梅雨はありません。関東地方ではまだ「入梅(梅雨入り)」の発表はありません。むしろ梅雨明けのような真夏日が続いています。はたしていつになるのやら。
「黴雨(ばいう)」とも書きますが、これは梅雨の時期はじめじめと湿気が高く、黴(カビ)が生えやすいため。
ところで二十四節気の第9番目の
芒種(ぼうしゅ) 今年は、6月5日でした。
稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃のこと。(稲の穂先にある針のような突起を芒〈のぎ〉という。)期間としての意味もあり、この日から、次の節気の夏至(今年は6月21日)前日まで。
この期間を3つに分けると、
①蟷螂生(かまきりしょうず)
秋に生みつけられた卵から、かまきりが誕生する頃。
②腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
ホタルが暗闇に光を放ちながら、飛び交う頃。
③梅子黄(うめのみきばむ)
梅の実が薄黄色に色づく頃。