おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

自転車で転倒!大けがをして27日目。三角巾で右手を。そして、「ことわざ」。

2024-12-16 20:20:59 | 大けがリハビリ記

久々に遠出。新幹線の自由席、帰りはデッキまでたくさんの人。外国人がけっこう目立ちました。

久々の知人から、驚かれたり、慰められたり、励まされたり、・・・。足でなくって良かった! と。寝たきりになっちゃうよ。

雲一つない好天。風もない穏やかな一日・ひと時でした。

腕を三角巾で吊っていると見知らぬ人も心なしか温かく接してくれます。

かみさんには付き添って何かと世話になってばかりでした。感謝、感謝!

「夫唱婦随」ならぬ「婦唱夫随」でした。

「一葉落ちて天下の秋を知る」。富士山もすっかり冬景色。年の瀬の一日でした。

しかし、今回の大けが。「一寸先は闇」そのものでした。

と、ふと「ことわざ」を。それも今や意味合いが異なっているものに。

①「老いては子に従え」=今や「老いても子を従え」になっているような気がします。元気な年寄りが多くて、家族の者がそろそろ「引退を」などと言おうものなら、かえって意固地になって頑張っていく。家族は半分はあきらめ顔。でも平和なのかもしれませんね。

②「驕れる者は久しからず」=今は「驕れる者は久しい」になっていて、いつまでも権力の座に座って、周りの忠告も何のその。驕れるというより、驕っていないと我が身が危うい、そんな危機感がかえってますます驕り高ぶらせるかもしれせん。

③「腹は立て損、喧嘩はし損」=今は「腹は立て得、喧嘩はし得」という感じ。先に腹を立てた方が勝ち。大声でわめきたてると、周りも何だか仕方がなくなって・・・。喧嘩もした者勝ちの風潮がありそうな・・・。

④「言いたいことは明日言え」=今となってはこれじゃ、ダメ!「言いたいことは今言え」の世界。言いたい放題、言った者勝ち!「先んずる者は人を制す」の世の中。先んじられたら、人に制せられてしまうのだから。

⑤「源清ければ流れ清し」=「源は清くても流れは汚し」。出発当初は理念も目的もすばらしく何となく先を期待したが、途中であれやこれやちゃちゃが入って、次第に何だか当初の清々しさは、いつしか汚辱にまみれて・・・。

⑥「木を見て森を見ず」=「森を見てばかりで木が見えず」になってしまって。大向こうをうならせるような立派な総論を発言、大局観を感じさせたのも一瞬。個別具体的な課題や現状が見えてくると、自らの不明を恥じるどころか居直る方が多くなった。当事者はますます怒ってしまう。いやはや・・・。

⑦「七度探って人を疑え」これは本義よりも、今の世相にぴったりになってしまった!

 政治の世界も何もかも、どうも昔の格言のようにはいかないようで。


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