鏑川。
曲がりくねった下りを一気に。
上下線のポイント切替え場。
千平駅の手前で、鏑川に架かる赤いアーチ橋が見えます。
「不通渓谷」に架かる「不通(とおらず)橋」。※現在、通行禁止(通れず・不通)。
千平駅の南にある不通橋から、「不通渓谷」がよく眺められます。渓谷を流れる鏑川で水運が使われていた頃、「不通渓谷」を船が通れなかったことが『不通』の名前の由来と言われています。
不通橋と不通渓谷。
昭和30年頃 つり橋。
橋上流の両岸は、高さ約20 mの渓谷が500 mにわたって続く下仁田町の景勝地です。この崖は、南蛇井層の泥岩や砂岩と、とても硬い神農原礫岩層でつくられた岩盤です。
「不通渓谷」の崖上の平らで広い畑は、鏑川の段丘で、数万年前の氷河時代には鏑川が氾濫を繰り返したところです。現在の渓谷は、約1万年前に削られ始めました。
(この項、「下仁田町観光協会」HPより)
※この橋は、「心霊スポット」として、その筋には話題になる場所のようです。
沿線図。
「南蛇井」「なんじゃい」と読みます。
(ことばの広場)南蛇井(なんじゃい)駅 どれが由来の真相なんじゃい 中島 克幸
暖かくなって旅に出たい季節になりました。鉄道の旅好きにとっては、難読や珍名の駅巡りも楽しみの一つ。群馬県富岡市の上信電鉄・南蛇井(なんじゃい)駅も人気です。駅名の由来は地区名ですが、なぜそんな名になったかには諸説あります。
地元を流れる鏑川(かぶらがわ)畔に温井(ぬくい)という、冬は温かく夏は冷たい泉があり、そこへ蛇が集まって暑さ寒さをしのいだ。泉が南の方にあるから南蛇井――。駅員の深沢栄次さんは、そんな言い伝えを教えてくれました。
一方、「群馬県の地名 日本歴史地名大系10」は、「『大日本史』に『那射、今ノ南蛇井村』と記されるように、『和名抄(わみょうしょう)』那射(なさ)郷に比定される。近世史料には『南才』(ナンサイ、ナンザイ)と書いたものが多い」と説明します。那射は「川が流れて広い所」を指すアイヌ語の「ナサ、ナサイ」が元で、それが「なんじゃい」に変化したと、「群馬『地理・地名・地図』の謎」を監修した前橋市参事の手島仁さんは言います。
(この項、「朝日新聞」2017/5/19 より)
田畑の中に工場。
東富岡駅近くには「マンナンライフの蒟蒻畑」
上州富岡駅に到着。
高崎に向かう、乗ってきた電車。
上州高崎駅で下車して、「富岡製糸場」に向かいます。炎天下ですが。
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