菖蒲の咲く頃の葛飾は美しい。田園は青葉に霞んで、雲雀が鳴く。堤の桜も花見のころは人が出盛ったが、それも過ぎると、水に柳の眺めのよい季節になる。沼地の多い土地柄で、田の畦にも菖蒲が咲いた。
『葛飾の女』より 芝木好子
6月1日(土)午前。「水元公園」に出かけました。自転車もたくさん、人もたくさん、出店もたくさん。
「葛飾区菖蒲まつり」の開会式が始まるようです。
屋台も大賑わい。
地元野菜の即売会も大繁盛で、次々と買い求める人々。
ところで、花菖蒲の方は?
開花は、まだまばらな印象。
それでも大輪の花が。
開会式のセレモニーが、いよいよ始まったようです。屋台の方には、大勢の人。
この花菖蒲はけっこう咲いています。
目を転じると、
睡蓮の白い花が池に浮かんでいます。
対岸は、三郷市。
水元公園にはアジサイもたくさん植えられています。
ガクアジサイ。
メタセコイヤの森も見事です。
樹高が20mにもなるメタセコイアの木々が、晩秋の色に染まる様子は圧巻。森の外縁の日当たりの良い木々は紅葉が進んでいます。
ちなみにメタセコイアの紅葉は、赤色ではなく「レンガ色」と表現されます。内側から輝くようなまぶしさを持つ色で、円錐形のメタセコイアがこの色に染まると、まるで炎のような迫力です。
(「」HPより)
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