文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定し、 様々な文化財群を総合的に活用する取組を支援するとして、現在、104の地域を認定しています。その93番目として昨年、信州上田・塩田平が認定されました。
上田市では、そのPRとして、2021年4月24日から6月27日まで、7ヶ所を巡るスタンプラリーを開催しています。コンプリート賞と、コンプリート賞の中から抽選で5組にWチャンス賞があるもので、いい機会だと思い7ヶ所を回ることにしました。
【スタンプラリー・ホームページ】
上田市日本遺産構成文化財スタンプラリー - 上田市ホームページ (city.ueda.nagano.jp)
(パンフレット)
表紙
7ヶ所は、北向観音堂、前山寺、西光寺、中禅寺、信濃国分寺、生島足島神社、別所温泉駅です。
パンフレットの裏の台紙に、それぞれの箇所でスタンプを押します。
(生島足島神社)
住所:長野県上田市下之郷中池西701
電話:0268-38-2755
ホームページ:延喜式内名神大社 | 生島足島神社 | 日本 (ikushimatarushima.com)
安曇野市から出かけたので、まず、上田市の塩田平入口になる生島足島神社を訪れました。構成文化財は、本殿内殿(県宝)、摂社諏訪社本殿(市指定文化財)、文書(重要文化財)です。
看板。重文の「武田信玄の起請文」など94通の古文書が残されています。
東の鳥居。同社は、生島大神と足島大神を祭神とする古社で、大地そのものの土間が御神体とされている。太陽が、夏至には東の鳥居の真ん中から昇り、冬至には西の鳥居の真ん中に輝くよう太陽光線上に配置されていて、「太陽」と「大地」を結ぶ神社といわれているそうです。
池と本殿
本殿。僕もお参りしました。
神楽殿です。この前にスタンプ台が設置してありました。まず1つ押すことができました。
摂社諏訪社本殿。
(別所温泉駅)
住所:長野県上田市別所温泉
電話:0268-38-3510(別所温泉観光協会)
スタンプラリー2ヶ所目は、上田電鉄別所温泉駅です。構成文化財は別所線の鉄道施設です。同線は、大正10年(1921年)に開通したものですが、駅では、レトロな駅舎や丸窓電車を見ることができます。
屋根に看板が乗っているところが面白い。
映画などのロケ地にもなっています。
これは、ホームに停まっている現役の電車です。上田行き。
駅舎内。ここで、スタンプの二つ目を押しました。
展示してある、モハ5250(丸窓電車)の説明。
丸窓電車
窓のアップ。
(2)へ続きます。(2)では、北向観音堂、北向観音前の喫茶店「スケッチブック」でティータイム、中禅寺について記す予定です。引き続きご覧いただければ幸いです。