上田市の日本遺産構成文化財スタンプラリーの3回目は、前山寺を観てから、同寺名物のくるみおはぎをいただきながら休憩し、西光寺、信濃国分寺と回りました。一日で7つのスタンプを押印することができました。
上田市の塩田平には、他にも安楽寺や常楽寺があり、別所温泉の日帰温泉もあるので、また訪れるつもりです。
【スタンプラリー・ホームページ】
上田市日本遺産構成文化財スタンプラリー - 上田市ホームページ (city.ueda.nagano.jp)
(前山寺)
住所:長野県上田市前山300
電話:0268-38-2855
ホームページ:信州 上田 花の寺 くるみおはぎのお接待 - 真言宗智山派 獨鈷山 前山寺 (zensanji.info)
構成文化財は、三重塔(重要文化財)。塩田城の祈願寺と伝えられ、本尊は大日如来です。境内には、「未完成の完成塔」といわれる重要文化財の三重塔があります。藤をはじめ数々の花の名所としても知られているそうです。
駐車場からしばらく歩きます。
この階段を上ると、本堂などのある広場に出ます。
本堂
一段高いところに三重の塔があります。
塔は三間三重で、高さ19.5メートル、屋根は柿葺である。「未完成の完成の塔」と言われ、二、三重の柱に長押仕口がありながら、窓も扉もなく、また廻廊も勾欄もない。(お寺のホームページから引用)
境内にはいろいろな花がありました。
藤の花です。
本堂の前あたりに下りてきたら、「くるみおはぎ」と書いた看板がありました。予約はしてないのですが、もし、いただけるなら嬉しいので、奧へ進んでみました。
本堂からの続きですが、玄関があります。
こちらの部屋に通されました。2組のお客様がいましたが、帰ったので撮影。
部屋からは、庭をとおして山並みを望むことができます。のんびりです。
くるみおはぎとお茶。『境内で採れる鬼胡桃のたれに塩田産の餅米で作ったおはぎ、向付(梅のしそ巻き)、お茶。僅かな品数ですが。手作りの味を守っております。塩田平を眺めながらご賞味ください。』とホームページにあります。
素朴ながらシチュエーションとあいまって、逸品でした。
梅のしそ巻き。梅は焼酎漬けですが、しゃきしゃきとして美味しく、母が作ってくれた梅漬けを想い出しました。
玄関を出たところに池があり、背後は色とりどりの樹木。
本堂の前を通り過ぎ、次の目的地に向かいます。
(西光寺)
住所:長野県上田市富士山3036
電話:0268-38-3059
構成文化財は、阿弥陀堂(県宝)です。鎌倉時代に塩田北条氏が開基となり、足利から実勝和尚を招いて開山した真言宗の寺院です。境内の左前方に阿弥陀堂が東に面して建っている。
大きな門です。二階が鐘撞き堂になっています。
本堂。お参りして、横にあったスタンプ台でスタンプを押しました。
手前左手には、阿弥陀橋があって、渡ると阿弥陀堂があります。
西光寺阿弥陀堂は禅宗様という様式が一般の寺院建築にも広く普及した時期の建築で、16世紀前期ごろに建てられたものと考えられているようです。
(信濃国分寺)
住所:長野県上田市国分1049
電話:0268-24-1388
ホームページ:八日堂 信濃国分寺 (shinano-kokubunji.or.jp)
構成文化財は、本堂(県宝)、三重塔(重要文化財)、石造多宝塔(市指定文化財)、牛頭天王祭文(市指定文化財)、上田八日堂の蘇民将来符頒布習俗(選択無形民俗文化財)、八日堂縁日図(市指定文化財)。天台宗の寺院で、本堂は薬師堂と呼ばれ、三重塔には大日如来が安置されている。
仁王門を抜けて本堂のある敷地に向かいます。5分はかからない程度です。
境内。左に本堂、右は三重の塔。
本堂。お参りし、スタンプを押しました。
三重の塔は、全体がうまく入らず右往左往しましたが、とりあえずの写真です。
三重塔(国指定重要文化財)は室町中期の建築だそうです。
(完成。スタンプを全部押すことができました。)
後日、コンプリート賞をいただきに、引換所に行きます。