Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

美しい国

2006年11月19日 14時54分28秒 | Weblog
 今日、ある番組で「社会のモラル低下の原因」が取り沙汰されていた。そこでは、ある弁護士が、
挨拶と親・年長者に対する言葉遣いさえしっかりできれば、特に問題はない
という発言をしていた。全く同感であった。
 続けて、他のコメンテーターが、
戦後、あるアメリカ人が、貧しい日本の子供にお菓子をあげた。そうすると、その子は、お菓子をきれいに紙に包んで懐にしまった。すぐに食べるだろうと思っていたそのアメリカ人が不思議に思って尋ねると、その子は、『これを弟と妹に分けてあげるんだ。』と答えたという。その言葉を聞いて、そのアメリカ人は、『日本はきっと復興する』と確信したという。
と指摘した。 
 豊かな国と美しい国とは、なかなか両立しないものらしい。
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独尊と自閉

2006年11月19日 08時18分49秒 | Weblog
人は、社会に出るとすぐに、これでもかというくらい手厳しい仕打ちを社会から受け、自分は無力であると悟る。だが、それでも決して自分が無能であると思ってはならない
 これは、「ふたり」という唐沢寿明の自叙伝への賛辞として村上龍が贈った言葉である。バーディーも長年、この言葉を心に抱きつつ生きてきたつもりである。
 だが、最近は、正反対の観点からみた問題点が目に付くようになった。
 先月、あるテレビ番組で、勝谷誠彦氏が、
「世界に一つだけの花」
を独善的に理解したあげく、社会性を失い自閉的生活に陥る若者たちを、
「タコツボ人間」
などという言葉で鋭く批判したことにハッと思い当たった。
 自分が「世界に一つだけの花」のように価値のある人間だと思うことは、絶対に必要なことである。だが、傷つくことを恐れて社会を避けるのであれば、それは「独尊と自閉」に過ぎないだろう。
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