法曹の質の問題
司法試験の合格者数を増やせば、質の低下は避けられないというのは判りきったうえで、合格者数を増やした。しかも、合格者数を増やしたうえに、司法修習の期間を短くしているのだから、質の低下はなおさらである。なのに、もう法曹の質を問題にするとは。国は、お客さんの犠牲のもとに、弁護士に自由競争をさせる方針だったのではないのか。某総理大臣と某社オーナーがいなくなったから、縛りがなくなったのか。・・・<ロースクールで厳しい単位認定が行われていれば、即ち、新司法試験合格に値するだけの力を備えた学生に卒業を認めているのであれば、新司法試験の合格者数や率についてロースクール間で大きな格差は生じないだろう。ロースクールは、学部と同じ感覚でいるのではないか。(以上は引用)
・・・既に58期の二回試験で、「1200人中600人が本来なら不合格」と言われていた。司法試験の合格者増、修習期間の短縮、ロースクールの甘い単位認定、はたまた首相の交代、某社長の(表舞台からの)引退が相俟って、どこに行くのか分からない状況である。まさに「自己責任」。
司法試験の合格者数を増やせば、質の低下は避けられないというのは判りきったうえで、合格者数を増やした。しかも、合格者数を増やしたうえに、司法修習の期間を短くしているのだから、質の低下はなおさらである。なのに、もう法曹の質を問題にするとは。国は、お客さんの犠牲のもとに、弁護士に自由競争をさせる方針だったのではないのか。某総理大臣と某社オーナーがいなくなったから、縛りがなくなったのか。・・・<ロースクールで厳しい単位認定が行われていれば、即ち、新司法試験合格に値するだけの力を備えた学生に卒業を認めているのであれば、新司法試験の合格者数や率についてロースクール間で大きな格差は生じないだろう。ロースクールは、学部と同じ感覚でいるのではないか。(以上は引用)
・・・既に58期の二回試験で、「1200人中600人が本来なら不合格」と言われていた。司法試験の合格者増、修習期間の短縮、ロースクールの甘い単位認定、はたまた首相の交代、某社長の(表舞台からの)引退が相俟って、どこに行くのか分からない状況である。まさに「自己責任」。