需要と供給のミスマッチ(黒猫さんのブログ)
そもそも、法学未修者に対する導入教育が制度上できないというのであれば、法曹を目指す人は予備校などで導入教育を受けてもらって、それで一定のレベルに達した人だけを、法律科目を含めた入試で選抜して入学させ、そこから法科大学院のやりたい教育を施すのが合理的であり、そうすれば卒業者の質もある程度確保できます。
黒猫さんは、「既修者中心主義」を唱えておられるが、これは一理ある。
ロースクールの授業を受けた身からすると、初歩段階の講義は、まるで法学部の授業をソクラテス方式にしただけで、要するに時間を食うだけで内容的には薄っぺらなものが多かった。こんな講義は必要ないだろう。
そこで、基礎的な知識については予備校に任せて(というよりも、予備校が最も得意なところでもある)、ある程度の水準に達した「既修者」だけに入学を許して、ロースクールの裁量でハイレベルな講義をやればよい、と黒猫さんは考えているのである。
概ね賛成!
そもそも、法学未修者に対する導入教育が制度上できないというのであれば、法曹を目指す人は予備校などで導入教育を受けてもらって、それで一定のレベルに達した人だけを、法律科目を含めた入試で選抜して入学させ、そこから法科大学院のやりたい教育を施すのが合理的であり、そうすれば卒業者の質もある程度確保できます。
黒猫さんは、「既修者中心主義」を唱えておられるが、これは一理ある。
ロースクールの授業を受けた身からすると、初歩段階の講義は、まるで法学部の授業をソクラテス方式にしただけで、要するに時間を食うだけで内容的には薄っぺらなものが多かった。こんな講義は必要ないだろう。
そこで、基礎的な知識については予備校に任せて(というよりも、予備校が最も得意なところでもある)、ある程度の水準に達した「既修者」だけに入学を許して、ロースクールの裁量でハイレベルな講義をやればよい、と黒猫さんは考えているのである。
概ね賛成!