先日、何気なくテレビを見ていたら、ガソリン代の値上げにあえぐ福井県のある農家の話が出ていた。
福井の農村部では、車がなくては生活できない(らしい)。その農家は専業農家ということもあって、農作業用の車も含め家族で約10台?の車両を保有しているうえ、トラクターなどのガソリンを燃料とする農機具もたくさんある。その一家にとって、ガソリン代の値上げは死活問題だというのである。
だが、しばらく後のシーンを見て、バーディーは、「こりゃだめだ」と思った。だめなのは、この一家の意識なのである。
たとえば、毎日スーパーまで車で買い物に行く。しかも、姑と嫁はそれぞれ別の車を運転してである。だが、こんなことは、車社会のアメリカ西部ですら一般的ではない。
私が住んでいたアリゾナ州オラクルは、最寄りのスーパーまで車で1時間以上かかるところだった。そこで、友人たちと相談して、カー・プール(乗り合わせ)でショッピングセンターまで行き、1週間分の食料等を買い込むとともに、映画を観て帰るのである。
ロサンゼルスの道路を走っていても、
「CAR POOL ONLY」
と路面に描かれたレーンが必ずあるくらいである。
福井の農村部では、車がなくては生活できない(らしい)。その農家は専業農家ということもあって、農作業用の車も含め家族で約10台?の車両を保有しているうえ、トラクターなどのガソリンを燃料とする農機具もたくさんある。その一家にとって、ガソリン代の値上げは死活問題だというのである。
だが、しばらく後のシーンを見て、バーディーは、「こりゃだめだ」と思った。だめなのは、この一家の意識なのである。
たとえば、毎日スーパーまで車で買い物に行く。しかも、姑と嫁はそれぞれ別の車を運転してである。だが、こんなことは、車社会のアメリカ西部ですら一般的ではない。
私が住んでいたアリゾナ州オラクルは、最寄りのスーパーまで車で1時間以上かかるところだった。そこで、友人たちと相談して、カー・プール(乗り合わせ)でショッピングセンターまで行き、1週間分の食料等を買い込むとともに、映画を観て帰るのである。
ロサンゼルスの道路を走っていても、
「CAR POOL ONLY」
と路面に描かれたレーンが必ずあるくらいである。