後ろ向きの人

　脱サラして６年が経過し、改めてサラリーマン社会を眺めてみると、つくづく人間関係の重要さを痛感する。注意すべきは、組織においては、決して近づいてはならない類の人種が存在するということである。
　とりわけ、「後ろ向きの人」に近づくのは禁物である。たとえば、家族に病気の人がいて仕事に全力投球できない人や、窓際を渡り歩いてきた失意の人などを上司に持つと、碌なことが無い。もっとも、サラリーマンは上司や部下を選べないのが通常だから、こう言っても実行困難なのではあるが。
　毎日机を並べて仕事をしていると、必ず発想が伝染する。これは間違いない。人間が群生動物である以上、これは避けられないことなのだ。
　

「逮捕への抵抗」罪

襲った相手が私服警官 19歳少年を逮捕
　ガルシア容疑者は強盗未遂、暴行、逮捕への抵抗で罪に問われている。

　「逮捕への抵抗」の罪とは、公務執行妨害罪のようなものだろう。
　ここで問題なのは、覆面パト・私服警官を一般人と思って襲ったのであれば、「公務性の認識」が欠けるため、公務執行妨害罪ないし「逮捕への抵抗」罪は成立しないのではないかということである。
　どうなんだろうか。