少子化の弊害だなあと思うのが内定ブルー。就職氷河期世代のバーディーにはとても理解できない世界である。
もちろん、4割近くが就職先未定という最近の修習生にとっても、理解を超える世界なのだろう。「企業に就職しようと思えば簡単に内定がもらえたのに、法曹を目指したばかりに職にあぶれる」という法曹の卵には同情を覚える。
内定ブルーをテーマにしたテレビ番組を見ていたら、1年で会社を辞めた若者3人が登場していた。一人は、「先輩が仕事の仕方を教えてくれないからやめた」という一方で、質問すれば教えてくれる職場だったとも発言しており、訳が分からない。ほかの一人は、「パワハラでやめた」というものの、パワハラの内容は、「新人は朝一番に出社して夜も一番遅く退社するのが当たり前という雰囲気」だという。
こうした若者が多数派になりつつあるとすれば、日本の将来は絶望的だろう。だから、少子化は社会を腐敗させるのである。
もちろん、4割近くが就職先未定という最近の修習生にとっても、理解を超える世界なのだろう。「企業に就職しようと思えば簡単に内定がもらえたのに、法曹を目指したばかりに職にあぶれる」という法曹の卵には同情を覚える。
内定ブルーをテーマにしたテレビ番組を見ていたら、1年で会社を辞めた若者3人が登場していた。一人は、「先輩が仕事の仕方を教えてくれないからやめた」という一方で、質問すれば教えてくれる職場だったとも発言しており、訳が分からない。ほかの一人は、「パワハラでやめた」というものの、パワハラの内容は、「新人は朝一番に出社して夜も一番遅く退社するのが当たり前という雰囲気」だという。
こうした若者が多数派になりつつあるとすれば、日本の将来は絶望的だろう。だから、少子化は社会を腐敗させるのである。