某民訴法学者の「民事訴訟法」は、かつて出版社がリゾート地のホテルを手配してアゴアシ付きで執筆させていたのが冒頭の「はしがき」(例えば、「盛夏の軽井沢にて」などの末尾の記載)から発覚し、読者の批判を浴びてそうした方式をやめたそうである(これは某先生の弟子から聞いた話)。バーディーがそうしたブルジョワ臭のする教科書を使っていなかったのは幸いというべきか。
さて、本の値打ちというものは、「はしがき」や序章だけからもある程度はかることができる。たとえば、
労働法 第2版(水町勇一郎)
が良書であることは、「はじめに」の数ページを読むだけでわかる。
さて、本の値打ちというものは、「はしがき」や序章だけからもある程度はかることができる。たとえば、
労働法 第2版(水町勇一郎)
が良書であることは、「はじめに」の数ページを読むだけでわかる。