15年前のあるパワハラ面接
「私も15年前の人事院面接で、東大法、部活主将、趣味が絵画鑑賞とか書いていたら、外財経総以外の他省の面接官に、美人で育ちのよい君に他人の痛みわかるのかね?女性なのに官僚という言葉を使うなぞ、歪んだエリート意識だとかなじられたから、怒り泣きしながら抗議したな」
信用崩壊の結果、「内側を削る」動き(自己犠牲の強要)は、木庭先生が指摘したとおり、大学や大学院にも波及するが、就活の場面では上のようなパワハラ面接となって発現する。
どんな圧迫や暴言、過酷な業務にも耐え、自分を犠牲に供することができる人間であるかどうかを、面接でテストしているわけである。
外に向かっての「資源獲得競争」を政府が主導する現象は広くみられるが、日本の場合、Hiroko Kadoさんによると、「内側を削る」運動を、政府が率先してやっていたということのようである。
「私も15年前の人事院面接で、東大法、部活主将、趣味が絵画鑑賞とか書いていたら、外財経総以外の他省の面接官に、美人で育ちのよい君に他人の痛みわかるのかね?女性なのに官僚という言葉を使うなぞ、歪んだエリート意識だとかなじられたから、怒り泣きしながら抗議したな」
信用崩壊の結果、「内側を削る」動き(自己犠牲の強要)は、木庭先生が指摘したとおり、大学や大学院にも波及するが、就活の場面では上のようなパワハラ面接となって発現する。
どんな圧迫や暴言、過酷な業務にも耐え、自分を犠牲に供することができる人間であるかどうかを、面接でテストしているわけである。
外に向かっての「資源獲得競争」を政府が主導する現象は広くみられるが、日本の場合、Hiroko Kadoさんによると、「内側を削る」運動を、政府が率先してやっていたということのようである。