攻撃 悪の自然誌(コンラート・ローレンツ)
「それは、戦争で捕虜になっていたおりのことである。いわゆる極地病とか、探検性狂暴と呼ばれる症状は、ことに小グループの中の男たちが、その名が示すような状況にあって互いに相手しかたよるものがなく、しかも自分のグループ以外のよその人たちと話し合うのを妨げられているとき、その小グループの男たちを襲うのである。」(p89)
筒井康隆先生お薦めの本で、出版された当時は世界的な衝撃を巻き起こしたらしい。
さて、上の「極地病」について、「閉鎖空間内にある小グループ内の人間が、他のメンバーを攻撃する病」という風に、その意味するところは分かるのだが、調べても出てこない。
そもそも日本語にはそういう概念・言葉がないのか、それとも、翻訳の際に一般に通用しているのとは違う風に訳してしまったのか、どちらか分からない。
「それは、戦争で捕虜になっていたおりのことである。いわゆる極地病とか、探検性狂暴と呼ばれる症状は、ことに小グループの中の男たちが、その名が示すような状況にあって互いに相手しかたよるものがなく、しかも自分のグループ以外のよその人たちと話し合うのを妨げられているとき、その小グループの男たちを襲うのである。」(p89)
筒井康隆先生お薦めの本で、出版された当時は世界的な衝撃を巻き起こしたらしい。
さて、上の「極地病」について、「閉鎖空間内にある小グループ内の人間が、他のメンバーを攻撃する病」という風に、その意味するところは分かるのだが、調べても出てこない。
そもそも日本語にはそういう概念・言葉がないのか、それとも、翻訳の際に一般に通用しているのとは違う風に訳してしまったのか、どちらか分からない。