裁判員制度10年】増え続ける審理日数…これでも裁判員できますか?市民感覚から離れた現在地
「審理期間は1月16日~3月24日までの合わせて68日間にも及びました。Bさんは休みを取れましたが、長期間のため辞退者は多かったと話します。」
さすがに、68日間休みをとれる人は少ないだろう。
公判前整理手続の長期化も問題点として指摘されている。
裁判員裁判でなくても、3,4か月前の出来事について、証人が、「●か月以上も前のことなので、よく覚えていません」などと述べて逃げ込みを図ることはときどきあるのに、公判前整理だけで年単位の時間を要している事件もある。
こうなると、尋問で証人は、「●年前のことなので覚えていません」と堂々と言うかもしれない。
「審理期間は1月16日~3月24日までの合わせて68日間にも及びました。Bさんは休みを取れましたが、長期間のため辞退者は多かったと話します。」
さすがに、68日間休みをとれる人は少ないだろう。
公判前整理手続の長期化も問題点として指摘されている。
裁判員裁判でなくても、3,4か月前の出来事について、証人が、「●か月以上も前のことなので、よく覚えていません」などと述べて逃げ込みを図ることはときどきあるのに、公判前整理だけで年単位の時間を要している事件もある。
こうなると、尋問で証人は、「●年前のことなので覚えていません」と堂々と言うかもしれない。