お金の流れ

「闇営業」芸人とメディアに伝えたい「オレオレ詐欺」被害者家族のホンネ　謝罪よりも必要なことがあるはずだ
　「闇営業を犯した芸人たちに対して、恨みや憎しみがあるというわけではない。むしろ、私の母親と同じ被害者であり、謹慎処分は可哀そうだという気持ちのほうが強い。」
　「笑いを混ぜて、人の注意を引いて話すことに関しては、プロの芸人のほうが一枚も二枚も上手である。本職の構成マンや作家さんがついて、さらにプロの芸人が面白おかしく特殊詐欺の注意を喚起する漫才やコントを披露することができれば、今までにないぐらいの特殊詐欺の防止策に繋がると言える。」

　被害者家族の貴重な意見である。
　ちなみに、私も振り込め詐欺の弁護はかなりやったが、犯人の家族又は詐欺グループから報酬をもらって受任したことは一度もなく、すべて国選か、私選の事件をボスから割り当てられたものだ。
　とはいえ、犯人又は詐欺グループが得た犯罪収益がボスに渡り、そのお金が私の給料になっていたのだとすれば、今回の芸人さんたちと似たような立場にあったといえるのかもしれない。