Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

大統領の異常な愛情

2022年02月21日 06時30分18秒 | Weblog
プーチンが巻き起こす新たな「ウクライナ危機」
 「プーチンは7月に「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」と題する長文の論文を発表したが、「ウクライナの真の主権はロシアとのパートナーシップにおいてのみ可能であると確信している」と書き、国家としてのウクライナの存立がモスクワの同意に係わっているように述べた。メドヴェージェフ安全保障会議副議長(元大統領)は、キエフに「正気」の指導者が現れるのを待つと言い、「そのような指導者でなければ相手にする価値はない」としたが、キエフにクレムリンの傀儡を据えるという見え透いた脅迫であろう。


 「歴史的一体性」という言葉で、私は、DV事件などにおける加害者や譲渡担保権者の行動原理を思い出した。
 それは、「自己と他者との一体化」ないし「他者に向けての自我の拡張」である。

譲渡担保を巡るエトセトラ(9)
 「S6:すべて自分の支配下におく、そして唾をつける。そうでなければ不安である、ということでしょうか?カラオケで年配のおじさんがマイクをずっと独占し「骨まで愛して」という歌を歌っているのを見たことがありますけど。
・・・
S16:あー、そうすると、限りなくある種の恋愛に似てますねえ。事案のポイントの一つが見えてきます。Xがそう考えているとすると、Aの行動は大問題です。XはAに惚れていてAを独占したい。ところがAはなぜか同じ鋼材をXではなくYから仕入れた。
・・・
S18:要するにつかみたいのですね。いわば、抱きしめたい。ぐっと抱きしめる。そうでないと不安でたまらない。
S12:だとすると筋のよい恋愛ではないかあ。探偵を雇ってつねに浮気を監視しているとか。


 「俺とお前は一心同体」という発想が根底にある加害者からは、極端な場合、「もしお前がほかの男と一緒になるのなら、俺はお前を殺す。あるいは、俺は自殺する」という脅し文句が飛び出すこともある。
 言うまでもなく「異常な愛情」だが、これを果たして「愛情」と呼んでいいものだろうか? 
 果たして大統領は、ウクライナを愛しているのだろうか?
 占有原則の完全否定を目論む大統領は、なんと法学部出身である。
 法学部出身者による犯罪や違法行為は、日本だけの現象ではなかったのである。
コメント
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