Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

最悪の首脳会談

2013年11月10日 07時48分04秒 | Weblog
 新潮45(11月号)で谷内正太郎元外務事務次官が、「最悪の首脳会談」の例として、「うつむいて紙を読み上げる」手法を挙げていた。全く同感である。
 (形だけでも)民主制が行われている国においては、政治的指導者というものは、その時点における国のあり様を反映しているというのが大抵の場合あたっている(極端なのがヒットラーである。)。
 そういう意味からすれば、例に挙げた首脳の言動は、若者の間に蔓延する、「自閉症的ひきこもり」を反映したものと言えそうだ。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翻訳のセンス

2013年11月09日 08時19分04秒 | Weblog
 ポーの「ウィリアム・ウィルソン」(新潮文庫「黒猫・アッシャー家の崩壊」所収)を読み返してみて、「こんなに翻訳がひどかったっけ?」と愕然とした。
 嘘だと思うなら、次のフレーズ(p140)を解釈してほしい。

「悪辣なる話題について手短に説明するなら、低位の礼を利用するフィネッスの技巧はいささかも省略されることなく、その手は同様なケースにおいては常とう手段だったため、驚くべきことに、参加者の誰もがゲームにのめりこみ食いものにされる可能性が生じていたのだった」

 これで理解しろという方が無理だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教育負担

2013年11月08日 08時16分59秒 | Weblog
制度的契約論 民営化と契約
 羽鳥書店はいい法律書を出しているが、これもその一つ。
 ただ、「講演:制度的契約の構想」のところで、あっと驚く表現があった。内田先生は、「ロースクールの教育負担が重いので、退官して研究と民法改正に専念することにした」というのである。
 教え上手でロースクール向きと思われた先生の口からこのような言葉が出るということは、やはり制度を「改革」する必要があることを示しているのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

往生

2013年11月07日 08時21分43秒 | Weblog
最高齢女性ランナーが大会翌日に死去、NYマラソン
 死因が書いてないので何とも言えないが、この記事の書き方だと、マラソンによる心臓の酷使か、競技中の転倒による頭部打撲が死につながったかのように読める。
 ともあれ、好きなことをして、目標を成し遂げて、ポックリと死ぬというのは、私は羨ましい往生の仕方だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時計代わり

2013年11月06日 08時36分59秒 | Weblog
エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - 第239回 笑っていいとも!を壊した奴らのマンネリ0.2
 NHKの朝ドラもそうだが、「笑っていいとも!」をじっくり見れる人はそんなに多くないと思う。大多数の「忙しい人たち」は、こうした番組に「時計」としての機能を期待しているのであって、この記事は、「笑っていいとも!」の視聴率低下の背景には「テレフォンショッキング」の時間帯を変えたことによる「時計機能の喪失」があると指摘する。
 そういえば、今度の朝ドラ「ごちそうさん」は、オーソドックスな作りで、「あまちゃん」のようにテンポが速くなく、集中してみなくても大丈夫なタイプに思える。これなら、時計代わりに使うこともできる。
 「マンネリ」が復活したというべきか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッツポーズ

2013年11月05日 08時25分34秒 | Weblog
ロペス マー君に“忠告”「米国では1年目からあんなことはしないと思う」
 もともとガッツポーズなど日本の文化にはなかったはずで、それがいつの間にか入り込んでいた。
 そういえば、オリンピック誘致演説のようなオーバーなジェスチャーも、日本の文化にはなかったものだ。これもそのうちに一般化するのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鬼から仏へ

2013年11月04日 07時34分46秒 | Weblog
星野監督“仏の顔”はチーム成長の証
 「ミラクルドラゴンズ」時代の星野監督は、ベンチを蹴りつけたり選手にカツを入れたり、まさに「鬼」だった。その後、阪神の監督になってからも「鬼」の顔は失わなかったが、楽天の監督に就任して、大きな変化があった。記事も指摘するとおり、「仏」になったのだ。
 社会的な状況も変化した。昔のような「シゴキ」は「パワハラ」と受け止められる。監督自身も、かなり意識して自分をセーブしているのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直訴

2013年11月03日 10時05分14秒 | Weblog
醜悪な山本太郎議員の直訴-田中正造との比較から
 記事も指摘するとおり、「山のような問題をはらむ」行動だった。
 主に皇室の政治利用と社会儀礼上の無礼さが問題とされているが、田中正造の場合はどうだったか。
 まず、天皇親政の明治憲法下にあっては、天皇が政治的決定権を有しているというフィクションが一応存在したから、「政治利用」という論点はないと考えてよい。そうすると、山本議員の行為との共通性は、「無礼」ないし「不敬」ということだが、田中正造の「不敬」は不問に付されたらしい。ならば、山本議員の行為が、田中正造のそれと比べて極めて「無礼」というのは難しいと思える。
 結局、2者の大きな違いは、田中正造の行為の動機が純粋であったと歴史によって判断されたのに対し、山本議員の行為についてはそうではなく売名行為的な要素が濃厚であると判断されたという点にあるのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せの感度

2013年11月02日 08時26分35秒 | Weblog
「幸せを感じやすい脳」を作る方法
 「幸せを感じやすい脳」を作るためにはまずもって「安心感」が必要だというが、それが難しいから問題なのだろう。
 毎日平和で暮らせること、三度の食事が食べられることなど、身近な「安心」を意識することも大事だが、徹底しようと思えば、宗教に入信するという選択肢もあるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする