季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

こんぴら参りと道後温泉

2010-06-30 21:33:34 | 暮らし Daily life
梅雨のさなか、旅行です。この日程しか取れないって。
それでも余程日頃の行いが良いのか良いお日和。
瀬戸大橋を渡る時にすばらしい眺めが見えました。
ほんと、「美味し国、日本」。実感できます。

       

最初の目的地は琴平。
金比羅山にお参りします。
まあとにかく階段です。
本宮までは785段。奥宮までは1368段だって。
「千と千尋の神隠し」の舞台は道後温泉って聞いたけど、もう一つは琴平かも、って言うほど参道が「まんま」でしたよ。

             

途中に襖絵が見れる美術館があります。これも目的の一つでした。
円山応挙の作品。
前に大阪市立美術館で見たんだけど、本当に部屋に配置されてるのを見たくて。
庭も美しく、円山応挙だけじゃなくて他の人の作品も良かった。
特に富士山の絵。美しい。

       

汗が吹き出る。杖を貸してくれるんだけど、借りてよかった。助けになります。

             

本宮にお参りする。金比羅さんは海の神様らしく随所に水のモチーフがあってそれが素敵だ。

       

降りてきて食べるのはもちろん「うどん」です。
しょうゆかけうどん。エビの天ぷらも付けて。打ちたて茹でたてを頂く。

       

なんだかこの参道はソフトクリームが豊か。いろんなのがあります。
私がデザートに選んだのは「和三盆と鳴門金時のミックスソフトクリーム」。
これはやさしいお味。

       

そして高速に乗って一路松山へ。
ずっと行きたかった所。松山出身の知り合いが何人かいますが、どの人も「大好き!」と言う。松山人の誇りを持っている。

もちろんすぐにお湯に漬かりに行く。重要文化財の「道後温泉」。
「坊ちゃん」で有名だけど歴史を紐解いたら3000年にも及ぶらしい。
大黒様がスクナヒコ様を連れて伊予にいらしたときに、スクナヒコ様が体調を崩されて湧き出ている湯に手の平に乗せて漬けたところ、元気になられて石の上で踊られたと言う伝説の石も奉ってあります。手前に見えるもの。

       

正面はこんな風です。
「千と千尋の神隠し」の舞台に参考にされたらしい作り。
湯屋って感じだ。

       

こんな赤いタオルを貸してくれます。

       

でも今のいわゆる温泉にあるようなシャンプーが備え付けてあったりって言うようなサービスはない。
お風呂もシンプル。でも真ん中に大黒様とスクナヒコ様の石像があったりして神聖な感じだ。思ったのは、ここはお風呂じゃなくて身を清めるお参りをする所なんだと言う事。
禊や祓いの文化だ。

旅館でたんとご馳走を食べて、旅館の温泉にもう一度入った(これはお風呂)。
旅館のご馳走はいつも私には多すぎて1/3くらいでちょうど良い。食べすぎで体調を崩す。
残すのも嫌いだし。
この日も食べ過ぎた。今度は素泊まりで外で食べようかと思ったり。

大移動で眠くなる、また明日。お楽しみ!
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