季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ホリディ!

2010-06-29 14:35:38 | 暮らし Daily life
さあ、ついに!私のホリディが始まる。
特にこの1年は「リカバリーの年」と名づけているのでなるべくゆるく。自分に甘く過ごしていますが、この1ヶ月はまさにホリディ!

水遣りが出来ないので、今年は何も植えていないうちのベランダ。
これまでもしばらく殆ど世話をしていないので荒れています。

休暇を前にして手入れをした。枯葉や伸びすぎた枝を切り戻したり、少なくなった土を足したり。
しばらくの過酷な環境で生き残れるように。

       

何もしていないのに、ゼラニウムの種から芽が出てこんなに大きくなっていました。
たくさん芽が出てもこまめに水を遣っていた去年はどれも大きくならなかったのに。

       

乾燥や過酷な環境への強さではゼラニウムとアロエは良い勝負だ。
うちで生き残れる品種たち。

長い休暇を毎年楽しむヨーロッパの家にゼラニウムが多いのもそういう訳かな?

オーストリアと日本の一番の違いは休暇。
あの人たちはまず普通の時でも一週間に働いて良い時間が限られていて、それ以上働くと事業主が罰せられる。そして一年間に6週間の休暇を義務付けられていて、そのうち3週間は続けて取る事になっているのだ。
「日本人には1週間の休暇でも取る事が難しい。」と言ったら「どうして?」と、まったくわかってもらえない。それくらいあの人たちには当たり前の制度。

同じ人間に生まれて、どうしてこんなに違うのかと不思議に思った。今も思っているけど。

長い休暇の間はいろんな国を訪問したり、山や湖にある別荘でゆっくりと暮らしたり。
それぞれの経済状況に応じて楽しんでいる。 別にお金持ちじゃなくても海外旅行も別荘も可だ。いろんなスタイルがあるから。

生きていることが楽しいってすばらしいなと思う。
日本は頑張って苦しんで経済大国になったけれど、その代わりに失った物も大きい。

「亭主元気で留守がいい!」ってのが流行った頃もあったけど、家族で楽しみゆっくりとする事で得られることって多分思う以上に大きいと思う。

今日もオーストリアの町にはゼラニウムが咲き誇っている事だろう。
そしてあの人たちももうすぐ長い休暇に入る。

楽しむ事、不便な事。ここから得られるものも大きいと、私は彼らから教わった。

本格的に出発するのはまだしばらく後。
遠くからブログを更新する方法を知らないので、途切れる事もあると思いますがまた報告します。

ではとりあえず、ちょこっと出かけてきます!
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