この頃、本を読んでいます。あれは癖になるもので、ないと禁断症状が出るので途切れないように準備しています。
前に紹介した森見登美彦氏の「夜は短し 歩けよ乙女」もそうだけど、自分が興味があったりゆかりがある場所が舞台の小説を読むのが楽しい。
京都つながりで前々から気になっていた「鴨川ホルモー」を読んだ。万城目学著。
映画にもなっている。娘が大学生になったところと言うのもあって、はまった。
なかなか面白い。
それで奈良にゆかりのある私は続いて「鹿男あをによし」も読んだ。
私は教師経験もあるので、また共感できる所が多い。
始めの授業で遅刻してきた生徒に理由を聞いたら「通学で乗って来た鹿が駐禁切られたから」と答えられてまじめに怒っている彼にちょっと違和感を覚えた。
彼はあとで「ちょっとボケただけです。」と言う言い訳にも切れていた。
後で考えてみたらこれって関東と関西のユーモアの違いかなと思った。
関西は自然に普通の会話の根底に常にユーモアが流れていて「ボケたらつっこむ」文化がある。相手がつっこんでくれない時は自分でボケとつっこみをやる「ボケつっこみ」と言う技があるが、それはあまり歓迎されない。
前述の先生の場面は関西人から見たら、完全に「つっこむ」所である。
これを読んでちょっと気になったのは、私のブログは全国全世界の人が閲覧可能であるが、相手が無言でも「つっこむ」事を想定して書いている事も、その人には気に障る事だったりするかも…。と言う事だ。気付かなかった。
ここで宣言しておきます。私は生まれも育ちも関西ですので、吉本新喜劇を観て育ち、漫才や上方落語を見て育っています。ですからいつも書いていることがまじめに書かれている保証はありません。「そんなアホな!」「なにゆうとんねん!」とつっこまれる事を想定して書いている箇所もあります。もしそういう経験がある人がいたら、悪気はないので勘弁してくださいね。
そう言えば、学生の時に大阪ど真ん中から通っている友達と普通に会話していたら
「けんかしてるみたいで怖~い!」と他の地方の人に言われた事があります。
あと、この作者は奈良に住んだ事があるのかな?って思うほど地元民しかわからない奈良の魅力を現している。早朝の奈良、そして鹿。そして大仏殿の裏。
これは本当に毎日奈良で寝起きしている人しかわからないと思っていました。
朝もやの中にいる鹿達。まさにゾクッとするような霊力を感じます。
あの大仏殿の裏にはびっくりした。私は大仏そのものより大仏殿より仁王像より、あの場所が好きだ。学校からまっすぐに行ったらその道で二月堂に上がれるんだけど、すこぶる雰囲気が良い。後は猿沢の池から春日大社までの飛火野。その辺りの森、浮御堂。
奈良が本当に良いのは平日の人のいない朝です。特に秋の金木犀が香る時期のヒヤッとした空気の朝が良いです。
今は遷都1300年祭で賑わっているらしいので、少し落ち着いたら訪れたいです。
西ノ京も好き。
万城目学氏は現在、近江が舞台の小説を執筆中らしい。楽しみです。
前に紹介した森見登美彦氏の「夜は短し 歩けよ乙女」もそうだけど、自分が興味があったりゆかりがある場所が舞台の小説を読むのが楽しい。
京都つながりで前々から気になっていた「鴨川ホルモー」を読んだ。万城目学著。
映画にもなっている。娘が大学生になったところと言うのもあって、はまった。
なかなか面白い。
それで奈良にゆかりのある私は続いて「鹿男あをによし」も読んだ。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫)万城目 学幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
私は教師経験もあるので、また共感できる所が多い。
始めの授業で遅刻してきた生徒に理由を聞いたら「通学で乗って来た鹿が駐禁切られたから」と答えられてまじめに怒っている彼にちょっと違和感を覚えた。
彼はあとで「ちょっとボケただけです。」と言う言い訳にも切れていた。
後で考えてみたらこれって関東と関西のユーモアの違いかなと思った。
関西は自然に普通の会話の根底に常にユーモアが流れていて「ボケたらつっこむ」文化がある。相手がつっこんでくれない時は自分でボケとつっこみをやる「ボケつっこみ」と言う技があるが、それはあまり歓迎されない。
前述の先生の場面は関西人から見たら、完全に「つっこむ」所である。
これを読んでちょっと気になったのは、私のブログは全国全世界の人が閲覧可能であるが、相手が無言でも「つっこむ」事を想定して書いている事も、その人には気に障る事だったりするかも…。と言う事だ。気付かなかった。
ここで宣言しておきます。私は生まれも育ちも関西ですので、吉本新喜劇を観て育ち、漫才や上方落語を見て育っています。ですからいつも書いていることがまじめに書かれている保証はありません。「そんなアホな!」「なにゆうとんねん!」とつっこまれる事を想定して書いている箇所もあります。もしそういう経験がある人がいたら、悪気はないので勘弁してくださいね。
そう言えば、学生の時に大阪ど真ん中から通っている友達と普通に会話していたら
「けんかしてるみたいで怖~い!」と他の地方の人に言われた事があります。
あと、この作者は奈良に住んだ事があるのかな?って思うほど地元民しかわからない奈良の魅力を現している。早朝の奈良、そして鹿。そして大仏殿の裏。
これは本当に毎日奈良で寝起きしている人しかわからないと思っていました。
朝もやの中にいる鹿達。まさにゾクッとするような霊力を感じます。
あの大仏殿の裏にはびっくりした。私は大仏そのものより大仏殿より仁王像より、あの場所が好きだ。学校からまっすぐに行ったらその道で二月堂に上がれるんだけど、すこぶる雰囲気が良い。後は猿沢の池から春日大社までの飛火野。その辺りの森、浮御堂。
奈良が本当に良いのは平日の人のいない朝です。特に秋の金木犀が香る時期のヒヤッとした空気の朝が良いです。
今は遷都1300年祭で賑わっているらしいので、少し落ち着いたら訪れたいです。
西ノ京も好き。
万城目学氏は現在、近江が舞台の小説を執筆中らしい。楽しみです。