季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

空が明るい

2011-08-14 21:56:18 | 暮らし Daily life
夕食を食べてしばらくして夫が散歩に行くと言う。
そうだな、今日は運動不足。それで流星がみえないか歩いてみた。

近くの展望台まで行ったけど空が明るくてびっくりするほど。
満月もあると思うけど町の灯りが明るい。
もっと節電できるかも。

節電の事を言い出してからスリランカの事を考えるようになった。
夜は「いつ停電になるかもしれないから、枕元に懐中電灯を置いとくのよ!」って言われるくらい。電気って不安定で心もとないエネルギー源。夜はもちろん真っ暗の真っ暗けだ。
だから夜出かける人なんていない。みんな家にいる。真っ暗だし、どんな人や動物に出会うかわからない。
私の家の近くは夜でも街灯がたくさんたくさん点いていてとても明るい。防犯のためらしい。
ほんとに防犯になってるんだろうか?スリランカなんかもっと防犯かも、なんて考える。外に出ないから。
世界一安全な国、日本。世界一夜が明るい国でもある。


しばらく試してみたけど、もちろん星自体が見えなくて、見えるのは一等星少しと飛行機の明かりだけ。
流星見えるはずないなあ。

それでも十六夜が美しい。夜景と一緒に眺める。風が吹いて気持ちが良い。

息子の話を思い出す。鹿児島から帰ってくるとき満月だったって、フェリーの上から見たらしい。
それが「満月ってな、海で観たらめっちゃ明るいねんで。海に映ってる光もキラッキラしててびっくりするくらい明るいしきれいやねん。これがな、写真には撮れへんねんな。どうやっても。」
ロマンチストか!(心で突っ込みを入れる) すごいもん見て来たな、この人。

流星が観れるのはまた先だろうなあ。ここに居る限り難しい。
こうやって長い間何年もやりたいと思っていることを貯めている。
実現する頃合いを見計らってきっといつか。
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I get high with a little help from my friends

2011-08-14 09:51:49 | 暮らし Daily life
もう一つ特別の事をした。
オーストリアの友達に電話。電話で英語をしゃべるのは結構大変、それでもとにかく声が聴きたい。それでたぶん初めてチャレンジした。
昔と違ってメールで瞬時にただでやり取りできるし便利な世の中。それでも文字と声は全然違う。
今は電話代も随分安くなった。なんと1分30円で話せるのだ。あんなに遠いのに。

呼び出し音が鳴って懐かしい声が答える。
名前を言うと向こうで興奮しているのが聞こえる。

お互いにゆっくりと話す余裕がなくやたらといろいろ話す。
細かいことは通じてないけどとにかく近況とうれしい気持ちが行きかう。

ザルツブルクは毎日雨で寒くて憂鬱らしい。それで夏のバカンスには温かく日差しのある国に出かけるって、楽しみにしていた。
日本がとっても暑くてカンカン照りだって言うと羨ましそう。
羨ましいんだ。大切なものに気付く。当たり前にあって、かえって迷惑だって思ってたもの。人によっては貴重だって。

話していると向こうのお母さんが「ほんとうに電話ってすごいね、今chicoが目の前に立って話してるみたいだよ!」って言ってる。電話、してみるもんだ。温かい心が受話器から伝わってくる。
娘たちはそれぞれの家にいるのでまたかけなおして話す。

子どもたちが9月から小学校に上がるんだとか、娘の歯が抜けたのでchicoに誕生日の歌を歌いたいんだけど滑舌が悪くて恥ずかしくて歌えないって言ってるなどといろいろ。
向こうの話す声の響きであの家の広さや壁の厚さや空気の乾き具合や温度まで伝わってくる。
ヨーロッパの家は重厚。そんなことがわかるのがまたうれしい。

彼らの紹介で去年スリランカに行ったんだけど、スリランカのエナからchicoが来て本当に素晴らしい毎日だったって連絡が来た、行ってくれてありがとう!って言われて本当にうれしかった。
そうやっていろんな国に私を好いて一緒にいることをうれしいと思ってくれる人がいる事ってすごい自信になる。私の胸がむんっと膨らむ。

あー、いいことした。また電話しよう。大好きな人たちに。

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I get high with a little help from my family

2011-08-14 09:02:43 | 暮らし Daily life
待ちに待ったかき氷タイム!
普通のかき氷器です。

       

お目当てのシロップをかける。前に頂いたときにご主人が言ってくださったように「もっともっとたくさんかけて!」って子どもたちに言いながら。みんな目を丸くして「美味しい!」って。
そうなのそうなの。宮沢賢治の詩を思い出すような(縁起でもない?)水と氷の二層系。生命の食べ物。とってもパワーがあふれてくる。私にとってこれが「あめゆじゅ」。

       

諦めてたけど妹がここだったらあるんじゃない?って言ってたIKARIスーパーへ夫が連れて行ってくれた、そうしたらありました!さすが高級スーパー!拍手!!!

       

ガーリックやハーブなどとソテーする。家族はだれも食べないので私だけ。

       

プランターからシソの葉を採ってくる。売っているのからは想像もできないほど大きい葉。軽く手のひらより大きい。それでも柔らかく、香りが強くて美味しい。これを使う。

       

家族にも特別メニュー。鰹の大将に頼んで焼いてもらったタタキ。
背と腹2本たのんだ。豪勢!!
片方は塩タタキに。岩塩と土佐の黒い塩と用意する。スダチも。腹の身は柔らかくてきれいに切れなかった。刺身包丁あったらいいけど、まあ味は同じ。

       

片方は赤玉ねぎのスライス、ネギと青シソをたっぷり。高知のニンニクのスライスも忘れずに。
特製のポン酢で頂く。一口ごとに幸せが体中に沁み込む。うちでは鰹が魚の王様。うまみが違う。美味しいっ!!

       

いらないよ~!って言ったけど夫が「いるよ!」って連れて行ってくれた大好きなケーキの店。デリチュースって読みます。
ここのチーズケーキが一番好き。プレートもロウソクも注文してくれた。

       

特別な輸入チーズを使って出来ている。他のどのチーズケーキとも違う素敵なお味です。
昔はここしかなかったけど、今は梅田やいろいろ他でも買えるらしい。プレートまで上質なホワイトチョコレートで出来ている。まろやか。

      

ハレとケがはっきりしている我が家。普段は絶対にもったいなくて買えないものをドーンと用意する。今回は外に出なくて一つ一つ吟味して集めたのでもう文句がない。
自分の脳内快感物質が出るものを揃えてハイにならざるを得ない。
これで他の時期をまた過ごせる。ずーっと楽しかったことを覚えている。そして他の人にもしようって気になる。
盛大にお祝い。息子は鹿児島に友達と行っていたけど朝に帰宅。娘は次の日から東京の友達んち。
姪っ子と甥っ子が素敵なカードを描いてくれて、みんなでお祝いしてくれた。
夫は一日私のためにいろいろ気遣ったり働いてくれた。
いろんなものや食べ物も私を幸せにしてくれるけど、何より愛する彼らの存在が私を幸せにする。愛する人がこの世に存在することほど尊く偉大なことはない。
こんなに幸せな誕生日。本当にうれしい。これからまた頑張れる。
Comments (2)
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