季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ネジネジ&マーブルマーブル

2011-10-07 20:23:58 | 手仕事 Handicraft
バーナーワーク5日目。

この前のネジネジらせんを使って出来たとんぼ玉。
向こうの青いのの中に生き物のように模様が入ったのがお気に入り。これは楽しい。

       

今日は雫ペンダントトップを作った。どれもマーブル柄で。
マーブルはこの前手こずった。どうなってるかわからなかったしどうやったらどう色がでるかもわからなかった。いろいろわからない所を先生に聞いて改善。模様が出るようになった。
上の紐を通すところを作るのが今回の課題だけど、大丈夫だった。
少し慣れたな。
家族のそれぞれに似合うように作ったので、それぞれ細工して渡そう。

       

今日作ったものがもう手にあるのは、午前中のお稽古だったので終わってから持って行った弁当を食べて万博に行ってその後取りに行ったから。1時間くらいで冷めます。

万博はとっても気持ちが良かった。緑が豊か。気候も穏やか。
民芸館に入った。オールパスポートがあるので、割引価格だった。半額くらい。これだったらまたちょいちょい来たらいいなあと思うくらい。

民芸の作品はあまり繊細ではなくてちょっと無骨な素朴な感じのが多かった。
濱田庄司、河井寛治郎、棟方志功。芹沢洋介のも少し。

見始めは良さがわからなかった。今はいいと思う。あれはあれで。ものすごく引き込まれるって訳ではないけど。

大抵最後の所でビデオ上映をしている。時間もあったので観た。
濱田庄司氏の番組。 益子焼。土を採る所から、それを水で溶かして漉して、乾かして陶土にする、形を作って(手で回すろくろだった。)素焼きして模様を描いて本焼きをするまで、全行程の紹介があった。焼くって言っても薪で炊く窯だ。一日中とか二日まるまるとか薪をくべ続ける。観ただけですごいエネルギーが込められているのがわかった。
あんなに水にさらさらに混ざっていた土が、形作って焼くことで水に強い陶器になるのが初めてわかって興味深かった。
その中の言葉で印象深かったのが「芸術では意識して自力で作品を作るが民芸では無意識で使う人のために他力でものを作る」「濱田庄司氏は作品に名前を入れない」と言うところだった。
そこが共感できた。私も作家になりたいと思ったことがない。
暮らしの中で生きるものを暮している生きている人のために作るのが私の手仕事。
なんか聞くと「これでいいんだな。」と安心した。

真昼に自転車を漕いでも暑くない。すばらしい気候。ぐんぐん漕いで家に帰った。
Comments (2)
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