季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

脳の凝りをほぐす

2011-10-26 21:37:51 | 暮らし Daily life
急に寒くなったのもあってか、ぶわ~っとだるい感じに。この二日間にそれを当てているので、いい感じだ。

体の声を聴いてチクッとでも無理そうなことはしないで、なるべく自分を甘やかして過ごす。
探し物を見つけに娘の部屋を訪れる。
「たのもー!もりもりもりみーの著作を所望する者である。貴殿はお持ちであるか?」
「いづれの著作にありや?」「四畳半、及びタヌキ又は恋文なり。」

彼女の部屋は整っているように見えて探し物が本人しかまるで出てこないと言う不思議部屋である。私が探しても絶対に一冊だって見つかったことがない。

「四畳半、あそこにあるで!」と指差したところにはまるでそれらしき物は見えず。彼女が手を伸ばして物と物の狭間からするりと取り出したのはまるで手品のようでした。

他の物は彼女でもすぐには見つからぬらしい。それほどの秘境なり。本と本が積み重なり折り重なるラビリンス。遊ぶ時も勉学の時も本を読んでいる彼女である。

ついでに!と言って「神様のカルテ」も貰った。これも夏目漱石ばりの言葉づかいの男子が出てくるお話でした。映画では桜井君が演じているらしいけど、こんな話し方?

とにかくこういうだるい自分に甘くしたい時にはモリミーこと森見登美彦氏の著作を読むのが一番である。脳の凝り固まった所をやわやわとほぐしてふやふやにしてくれると言う効果がありまする。笑い転げて腹の皮がよじれると言う副作用も起こり得るけれど。

休める時はゆるく過ごして仕事はしっかりして、しばらく過ごします。
Comments (2)
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