季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

竹生島

2014-12-10 22:04:41 | 旅 Journey
夫の平日休み。ちょこちょこあったんだけど、私が用事がある時が多くて遠出は出来ず。久しぶりに出かける。
朝から地図を広げてどこに行こうか考えている。そして「竹生島に行こうか?」って。
ここ数年しばしば訪れる滋賀県、いつも視界に入っていたその小さな島。いつか行きたいなあと二人で言ってた。
「行こう行こう!」
船の時間を調べてそれに合わせて行く。平日は一日2便のみ。

船着き場に着いた。チケットを買う。売り場の横に真っ赤な制服。着てみたいなあと思ったけど、人が多かったからちょっと恥ずかしくてやめた。

       

この人たちに並んで写真撮りたかったなあ。
偉大なるしゅららぼん。面白い話です。映画はまだ観てないから観てみたい。

       

船の名前が「べんてん」。良いねえ! これは森見登美彦の世界。

       

一日どこからでも見えてた伊吹山。雪化粧で美しい。

       

琵琶湖の北のぐるりは雪の山に囲まれています。それが湖から観たらなんとも美しい。

       

30分ほどで到着。大きな湖にこんなに小さな島。土台がどうなってるのかはいまだになぞらしい。
昔々から聖なる所としてあがめられてきた、この島にいざ上陸!

       

ものすごく急な石段を登って登って行きます。手水が美しい。やっぱり龍だよな。
あちこちに龍のモチーフがある。島じゅうに。

       

お寺は西国三十三か所参りの三十番所。本尊は弁財天。それで船も弁天かあ。
朱印帳を忘れたので、書いたものを分けてもらう。

てっぺん近くに塔がある。気分が良い。地面を見ても植層が違うなあと思う。私は生えてる植物の種類を観たら、そこのいろんな環境がわかるけど、ここはどこからも離れて車も通ってないからこんなにきれいなんだろうなあと思って観る。フキや苔が綺麗。

降りて神社の方へ。桐の紋と菊の紋が並んでる。
入り口で貰ったかわらけに願い事を書いて投げる。かわらけ投げをした。
私はものすごいノーコンなので心配したけど、やっぱりすぐ下に落ちた。残念。仕方ないな。でもやってみたかったんだ。
ここからの眺めがなにしろ素敵な上にも素敵で、一回行ってまた戻って見に来たくらい。龍神さんにしっかりとお参りもした。
この島はしずかでなにもかも澄んでいる。空気も水も。やっぱり世間から遠いって感じ。その気分や感じをじっくりと味わう。

       

滞在時間は1時間ちょっと。下の売店で温かい芋もちも食べて、また船に乗る。
後ろのデッキから観た竹生島が美しい。

       

俗世にまた戻って、今度は長浜の黒壁スクエアへ。旧市街にいろいろな店が並んでる。特にガラス製品がたくさん。
店に入っていろいろな美しいものを眺める。
農産品などもいろいろと観て買う。嬉しかったのは山の芋。丹波のだそうだけど。
これを摺ってだし汁のお吸い物に浮かせて食べるのが好きだから。やってみようと。

       

商店街に海洋堂ミュージアムと言うのがある。言わずと知れたフィギュアの殿堂。
中のミュージアムはもう閉まってたけど、入り口の売店が開いてて、ゆっくりと観る。いろいろな造形が面白い。
ガチャガチャコーナーで面白そうなものがあったのでやってみる。岡本太郎のガチャガチャ。
そしたらこれが。

       

他のだったら甥っ子にって思ったけど。これは大好きなので自分で持っておくことに。なるほど、うまく作ってある。
さすが海洋堂。世界に誇る日本の文化。

       

もうしばらく行くと、せんねん灸のお店があった。
入っていろいろ見せて貰ったり話を聞いたりする。お灸の種類もたくさん。普通薬局ではここまで揃わない。
それでいくつか買った。そしたら参考の冊子や試供品をたくさん入れてくれた。親切だなあ。
長浜で良く見たのはシジミとヨモギ。どちらも体を温めて強くしてくれるものだ。この季節にぴったりだったなあと思う。
特産品の店で買ったヨモギの入浴剤も使うのが楽しみ。

       

晩御飯はうちの近くで中華を食べたんだけど、ここの杏仁豆腐がどこよりも美味しいと思う。来て良かった。

       

長い間行きたかった竹生島に行けて良かった。行きも帰りも船でおかしいと思うくらい眠かったのが不思議。着いたら起きれたから良かった。
時々いろんなパワースポットに近づくと眠くて眠りが止まらなくなるときがある。

ちょっと遅くなったけど秋の遠足に行けて良かった。滋賀県はやっぱり良いなあ。空が広い。雲が綺麗だった。
行きと帰りの途中で羊たちの近くを通った。「どうしてるかな?」と思いながら外を観る。春に会えるのが楽しみ。



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