季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

南部の梅パワー

2017-01-31 22:20:28 | 旅 Journey
冬の遠足。
夫が「梅を観に行こう」と。

和歌山の南部に向かう。
途中で「開花情報はチェックした?」と聞いたらしてないと。
案の定、行ったら咲いてませんでした。(笑)

       

一面の梅林なのに!

       

それでも坂道を登って行くと咲いている所を見つけた。茶屋の近く。

       

茶屋で「ミカン狩り出来ます」と書いてある。大きなミカンも籠に乗ってる。勧められて試食するとびっくりするほど美味しい。
それでミカン狩りをすることにした。
なんと木は一本。すごく大きい。樹齢は100年を超えると言う。

       

しかも毎年何百個も実がなると言う。
とうみかんと言う名前だそう。

茶屋の女将さんが今年90歳で、彼女が子どもの頃にもう実がなっていたと。
すごい。
しかもここで食べるかその日のうちに食べないとこの味は味わえないらしい。
しかも2月中だけらしい。3月になると苦くなる。採って出荷しても日が経つので苦くなる。
そんな不思議な貴重なミカン。

       

外の皮は手で剥ける。

       

渋みも苦味もまったくなくて美味しいです。苦くなる話を聴く前に多めに採ってしまってたので、すぐにおすそ分けして食べて貰った。

茶屋でたくさんのちりめん細工を売っていた。すごく細かくて綺麗。種類も多い。それは女将さんが作ったらしい。その90歳の。
なんてこと!梅の仕事が出来なくなったからこれやってるって言ってたけど。すごいと思う。
材料が手に入りにくいって言ってたから、また大阪から送りますって約束する。
いくつか手に入れたから大事にしよう。
それにしてもその女将さんも旦那さんもそんなお年にはまったく見えない。そしてすごく元気。
バリバリ現役です。これも梅のパワーなのか。

咲いてない梅林を観ながら山道を下って、名物の芋もちを食べる。あっさりとしてとっても美味しい。

       

そして温泉に浸かってゆったり。
すごく元気が充填されました。
それは帰ったらすぐにすごい勢いで片づけ始めたからわかる。
また行きたいな和歌山南部。良いところだった。








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