季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

緋鯉は装着できるやつだった

2017-04-08 18:03:19 | 映画 movie
どうしても観たい映画が目白押し。
まずは「夜は短し歩けよ乙女」
森見登美彦原作



原作が好きで、10回以上読んでいる。何回読んでも面白い。
映画になったらどんなふうかな?とワクワクしてた。

黒髪の乙女がめっちゃお酒を飲む。いくら飲んでもびくともしない。
クリニックの患者さんはあんまり観たくないだろうなあと思う。
でもそれが彼女の不思議な健康さと強さを現してるんだと思う。

原作では4つの話が順番に繋がってる。映画ではそれがうまい具合に重なってコンパクトに繋がっていた。
ちょっと筋が違うところもそれが楽しい展開になっていたり。
なるほどと思える描写になっていたり。

詭弁踊りは思ってたのと動きが違った。まああれはあれで。おもしろい。

イメージで読んでいるのと隅々まで絵で描写されて動くってのは随分違う。
とても丁寧に作られていて色が素敵だ。

黒髪の乙女は限りなく純粋で健康でつっきった天然。
それに対して先輩は自己肯定感が低くて外堀を埋めてばかり。
普通だったら結ばれるはずのない二人が結ばれる物語。

観た感想は、「息子の話やな!」
息子がこんな風。黒髪の乙女はいるかわからないけど。
居て、結ばれたらすごく幸せだろうなと思いながら観る。

すごく好きになってずっと遠くから観ているって言う事自体も素敵だなと思う。
なかなか近づけなくてうつうつはらはらドキドキするのもせつないけど楽しいなと思う。
そしてその人と近づけたら本当に心から幸せだろう。

世のパートナーを求めているシングルの人たちが、先輩みたいに好きな人が出来て結ばれたら良いなあと思いながら観た。
普遍的な1つの幸せの形だと思う。

観終わって、良かったけど。やっぱり本の言葉の魅力には敵わないなあと。
また原作読みたくなりました。単行本、文庫本、Kindle全部あるからどれかで読もう。
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