季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

テキサスみやげ

2006-09-14 21:26:31 | 暮らし Daily life
私の紡ぎ車はキッチンにあります。
水や油がはねて汚れやすいので
保護のために布をかけています。

       

高校時代の友人のテキサス土産。
帽子とぶら下がっているブーツがテキサスっぽい。
馬が子どもの頃好きだった「ドリトル先生」の挿絵に似ていてかわいい。
Saturday's Wash day! (土曜日は 洗濯の日!)
と書いてあります。


「大きな森の小さな家」の中に月曜から土曜日の家事の振り分けの話が出てきます。

昔は曜日や季節で規則正しく仕事をやっていたのでしょう。
私の祖母の家でもいつも1日がとても規則正しくまわっていて心地よさを感じたものです。

当たり前だけど大切な事。私達現代人はよほど意識しないと出来ません。

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わらび餅

2006-09-13 20:51:40 | 食べ物 Eat
ああ、食欲の秋だわー。

糸を紡いでいたら、お腹がすいたのでわらび餅を作る。
その名も「いきなりわらび餅」(今つけた。)
柔らか目が好きなので、分量より少しだけ大目の水を使って鍋でわらび餅を作る。
加熱しながら耐熱ゴムベラで混ぜるだけなので簡単。
そこから平らな容器に入れて冷えるまで待てと作り方には書いてあるんだけれど
待っていられないのでいきなり水を張ったボールに入れる。
流水で冷ましながら手でひと口大にちぎって行く。
(火傷しないように用心して。)
水を切って器に入れ、黒蜜と黄な粉をかけて頂く。

       

砂糖は餅にも黄な粉にも入っていません。
奈良のわらび餅はこんな風。
たくさん出来ます。
お腹いっぱい。
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ジャムできました。

2006-09-13 10:02:56 | 食べ物 Eat
やまんばさんが丹精こめて育てたブルーベリー。
手で一つ一つ摘み取って、丁寧に梱包して送ってくださったもの。

砂糖に浸けておくと水が上がってきました。
ゴムベラでかき回して加熱します。

沸騰すると灰汁が上がってきます。
それを丁寧に取る。
けちな私は実をすくわないようにしたいので手間取る。

この灰汁がスポンジのようなぷわぷわの物。
触ってみたら弾力がありました。
好奇心で舐めてみたら、やっぱり美味しくなかった。

1時間ほど煮てレモン汁を加えて出来上がり。

焼いたパンとクリームチーズと共に頂きます。

       

出来たのはビンに六つ。
保存のために煮沸して滅菌します。

       

大事に頂きます。
やまんばさんありがとう!


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ブルーベリージャム

2006-09-12 21:19:42 | 食べ物 Eat
涼しくなってきました。
染めも一段落したし、しばらくは紡ぎに入ろう。
久しぶりにパンも焼いて。

友人のやまんばさんから送られてきたブルーベリーをジャムにします。
教えてもらったように、甘夏から取ったペクチンを使って。
お砂糖にまぶしてしばらく置く。少しかき混ぜるとキラキラ宝石のようでした。

       

彼女に初めて会ったのは泊りがけのフェルト講座。
朝食に持ってきた小さなビンに入っていたのがこのジャム。
少し分けてもらい、そのおいしさに驚嘆しました。
甘み・苦味・酸味。香り・こく。

私のもおいしく出来ますように。
これから火にかけて、じっくり作ります。
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Tシャツを染める。

2006-09-11 21:20:34 | ハンドワーククラブ HandworkClub
デザインを考えて、印を付けて
一針一針丁寧に縫って。
絞って、茹でて、洗って。
とうとう染める日が来ました。

前の日から意識の焦点をこの時に持っていく。
染めは集中力と体力をググッと使う。
薬品を使うし、勘やタイミングが物を言う。
浸けるのも2分間じっとしているのは結構しんどいもの
その後、何度も洗って空気に当てて
また浸ける。何度もこれを繰り返す。

グラデーションを付けるのに、どこまで布を浸けるのか
何分、あと何回浸けるのか
見ながら考えながら
瞬時に判断して行動する。

みんな自分の思う染め方、色目で仕上がりました。
よく洗って絞りをほどきます。

一番のクライマックス。
バチバチと力布を引きちぎって、そろそろと布を広げる。
広がる白と紺の世界
心にじわっと感動が広がる。

頑張ってよかったなあ、いいのが出来たなあ。
心に自分への自信がぽっと暖かく灯ります。

どれも同じものは二つとない
自分だけのオリジナルの作品

よく洗って酢酸の溶液に浸け
また洗って藍止め溶液に浸ける。
干して洗って出来上がり。

また染めましょう。
楽しかった。やり遂げて誇らしい気持ちです。

       

             


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花抜き

2006-09-10 21:29:24 | ハンドワーククラブ HandworkClub
明日染めるTシャツの花抜きをする。
「花抜き」とは、印に使った青花を消す作業の事です。

大きな鍋に湯を沸かし、Tシャツを入れて煮ます。
よく煮たら桶でよくゆすぎ、布に付いた糊も落とします。

脱水して濡れたまま持っていって染めます。

            

うまく染まりますように

<今日の酵母>
仕掛けてから3日。発酵がもう十分に進んでいます。
酵母たち、とっても元気そう。
舐めると舌に少しピリッとした刺激。
このまま蓋をして冷蔵庫へ。
1ヶ月くらいは持ちます。
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スピナッツ来ました。

2006-09-09 19:22:22 | ウールクラフト WoolCraft
スピンハウスポンタ
の発行している「スピナッツ」最新号が届きました。

       

「スピナッツ」とは、SPIN(つむぎ)&NUTS(夢中になる)という意味だそう。
いわゆる羊マニアの本。
羊毛、織物、フェルト、羊肉の食べ方や羊文化まで、毎号深く広く特集されています。

今回はこの春にマンクスロフタンのセーターを分けてくださったYUMIちゃんの記事が載っていました。
羊と自然との暮らしが写真もたくさんで垣間見れて興味深い。

私がすごいなと思う人の中には、こうやってあまり人の目に触れずに
毎日の暮らしを地道に静かにけれどもエキサイティングに過ごしている人がいます。

       ~ ・ ~ ・ ~

この3月に作った息子のキーホルダー。

       

朝から夕方まで外で遊びまわっている息子。
(自転車、サッカー、野球、鬼ごっこ…。かなりの運動量。)
そのポケットの中で揉まれ、度々そのまま洗濯機にかけられるという酷使の中で
擦り切れるどころか、ますますの強度とつやを増しています。
フェルトのしたたかさを目の当たりにする。
フェルトって作る時結構たいへんだけれど、その後の「持ち」と言ったら無い。


      ~ ・ ~ ・ ~

今日の酵母は、もうすでに勢いはなりを潜め滑らかな液体になっています。
なめてみると粉臭さは消え、アルコール分もそれほど無く、少し酸っぱい。
毎日結構暑いのでちょっと気になります。
雑菌が繁殖しやすそう。
もうひと息待ってみましょう。
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生種作り 2日目

2006-09-08 20:55:04 | 食べ物 Eat
天然酵母の種を仕込んで一日経ちました。
全体にふっくらとふくらみ、表面にはぷつぷつと泡が立っています。

       

ほのかに酸っぱい匂いがします。
かき混ぜます。滑らかになって来ています。
少しなめてみると、アルコールのような味がかすかに…。

これからまだまだ発酵は進みます。
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天然酵母の生種作り

2006-09-07 18:06:13 | 食べ物 Eat
今日会った人はパン作りの先生、
パンの話をしていたら、パンを焼きたくなりました。

ホシノ天然酵母パン種を使います。

きれいなビンにぬるま湯を入れて、パン種を入れてかき混ぜる。
かき混ぜる時は韓国土産のステンレスの箸を使います。
雑菌が入らないように。

       

おから状と言うけれど、本当におからのようになります。
それで後は置いておくだけ。
この季節だと保温器はいらない。
人間が気持ちよいかな、ちょっと暑いかな、というくらいが酵母たちには丁度いい温度。
日に何回かご機嫌を伺ってくるくるとかき回し空気を入れる。
ふつふつと育てよ育て酵母たち。

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絞り染め、Tシャツ

2006-09-04 20:35:30 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

印を付けたTシャツを縫いました。
デザインは一人ひとりの好みや要望に合わせています。
新しく印を付けて縫った人も何人か。

絞るのは私の仕事。
メリヤス生地はふわりとしているので、よっぽど注意して絞らないとせっかくの縫い目が後に残りません。

左手でギュッと挟んで玉止めをします。

       

一通り締めたら、布を引っ張ってひだを整える。
そしてもう一度糸を引っ張り、出てきた糸を消化すべく玉止め。

こうすることで絞りがよりしっかりします。
絞った後は触ったらとても硬いです。

出来たTシャツは5枚。
来週染めます。

ハンドワーククラブの時間が長くなった分、これまでよりゆっくりと話をしたり聞いたりする余裕があります。

いろんな人の人生を垣間見る。

今日は昔ケーキ屋さんだった人の話。
デコレーションケーキに白鳥やバラの模様を描くのが好きだった、と。

患者さんがポツポツと話す内容は、時に楽しげで時に過激。
笑いながら聞いて、後で思い返すとその悲惨さに絶句するような話も。

一つ一つの人生劇場。
現実は虚構より深し。





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