季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

エリザベス

2007-02-08 20:16:04 | ウールクラフト WoolCraft
私の紡ぎ車の名前はエリザベス。
アシュフォード社製です。
いかにも紡ぎ車らしい風貌、一つ一つの部品の細工も美しいのが気に入っています。

       

もう10年以上の付き合いになります。
ちょっとでも安く、と白木で買いました。
何度も蜜ろうワックスや柿渋を塗って磨いて、
グリースを注して調子を整えてきました。

古い紡ぎ車の中にはガタガタと揺れる物がありますが
これはビクともしない。いつも滑らかに動いてくれます。

大事な暮らしのパートナー。
一緒に過ごす特別な時間。
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自己啓発読書期間

2007-02-07 09:05:22 | 暮らし Daily life
今紡いでいる糸は少し濃いグレー。

       

何年かに一度巡ってくる、自己啓発読書期間がまたやって来ました。
なぜか人に進められたり、自分でいくつも購入したりして自己啓発的な本を集中して読む時がある。
集中して読むので、一時は頭の中が一杯になって凝り固まってしまう。
ちょっとしんどい。
でもそれはしばらくしたら終わるので、そうしたらそれがだんだん溶けてきて
丁度いい具合になる。

       

今回のテーマは「インナーチャイルドとハイヤーワールド」か。
自分の内面や過去を探るのは、勇気と労力の要るものだけれど
現在や未来を生きるのに大切な作業。

いろんな本を読んで、鵜呑みにはしないで冷静に著者の話を聴く。
思いもしないものに出会って困った時は、私の傍らには信頼できる専門家がいるので安心だ。
修行期間なり。
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春の香り

2007-02-06 08:36:33 | 季節 Season
広い売り場のスーパーには行けないので、
近くの小さな市場へ。

そこは私のお気に入りの新鮮な高知の食べ物を専門に取り扱っている店。
普通のスーパーのようにいつ行っても何でもあると言うわけではなく
お百姓さんが作った季節の物だけ置いています。

ラベルには「野菜」と書いてあるだけで、何の野菜かわからないものもある。
今は文旦やポンカンなどかんきつ類が出始め。

お惣菜も中の調理場で作っていて、そのおばさんたちの腕は確か。
あれは絶対家では出せない味。特にゆずの入ったすし酢で作ったお寿司が絶品。
サバの姿寿司やたけのこ、蒟蒻、茗荷を載せたお寿司もあります。

週末には鰹が送られてきて、店の前で焼いています。
藁で焼くのが土佐流。

       

梅の花が咲き始めました。
春の香り。

       
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ペレンデール、ペア

2007-02-05 22:36:50 | ウールクラフト WoolCraft
今日もおうち。
本を読んだり、編んだり紡いだり。

前に紡いだ薄茶のペレンデール、ベストの後ろ身ごろが出来ました。
淡グレーは双糸になりました。

       

この前、「マトリックス」をテレビでしていたので観たら
地下に住んでいる人たちが着ていたのが、みんなニットでした。
素材は多分植物、綿とか。
粗い手編み、ボロボロでも着ている。
太陽の光も物もない場所で、着る物を作ろうと思ったらやっぱりニットか…。
二本の棒さえあれば出来る。
織りは織り機と広い場所とまとまった時間がいるので、ちょっと難しそう。

ニットと言えば、ハリーポッターシリーズのセーターには注目しています。
さすが舞台がイギリス。ハーマイオニーの編み込みセーターなど
一時停止して観たいほど。

大河ドラマを観ても、着物ばっかり観ています。

音楽家の友人は映画を観ても、「作曲者は誰だ?とか考えて観てしまう。」
と言う事でした。
同じ物を観てもいろいろな見方。

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イワシの頭も…。

2007-02-04 10:36:30 | 季節 Season
豆まきをしました。
巻き寿司を恵方に向かって食べる。今年の恵方は北北西、誰が決めるのか。
黙って一本を食べ終えるって言うのは、結構長い。
なんだか、いろんなことを考える。
「とにかく、今年も健康でみんなが過ごせますように。」

豆は一家の長を筆頭に、それぞれの部屋の窓、お手洗い、風呂場など
回って鬼を追い出す。
今度はまた回って福を呼び込む。
大きな声で「鬼はそとー!福はうちー!」
家中豆だらけだ。歩く度にプチプチ踏んづけてしまう。
すぐには掃除しない。「福がもうちょっと浸透するまで待とう。」夫の言葉。

年の数だけ豆を食べる。
数えなので、満年齢より2つもたくさん。
高齢化社会、80粒とか、たぶん一度には無理だ、と毎年思う。

焼いたイワシの頭をヒイラギに刺す。
これを玄関に飾って魔除けにする。
子どもの頃からずっとしてきたので家にはこれはいつもあるけど
していない所も結構あるようだ。
訪れる人が時々ぎょっとする。

       


立春、昔の新年。
清まり、春を迎える。
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淡いグレー

2007-02-04 10:24:39 | ウールクラフト WoolCraft
今回のの分類の中では殆ど「白」、淡いグレーをほぐして梳いて紡ぐ。

       

キラキラしています。
この前のペレンデールは子羊だったので、こしがなかったけど
今回のはペレンデールらしいシャッキリした感じ。
梳くのも紡ぐのも潔く進みます。

ちょっとした時間でも見つけて一日中紡いでいたので、
眠ろうとすると羊毛が細くなって紡がれている様子が目の前に浮かんでくる。
でっかい紡ぎ車の遊具が公園に出来てそれをあわてて写メってる夢も見た。
重症だ。
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明日は立春

2007-02-03 08:42:24 | 季節 Season
春とは言うけれど一番寒い時期。
いつも冬眠したくなる。熊のように。
暖かい穴倉で冬中。

でもお日様は暖かい。
窓辺の鉢植えもお日様の光を求めて小さな手を伸ばす。

       


昨日、「千と千尋の神隠し」を観た。
家にビデオもあるので何回目か。

最後に印象的な場面が来る。
銭婆の家。

暖かそうな心地よさそうなどっしりとした家。
片隅に紡ぎ車、織り機。麻や羊毛の束。
手作りのケーキやクッキーの美味しそうな事。

ぼうネズミや顔なしが糸を紡ぐ、編み物をする。
紡いだ糸を編みこんで作った髪留めを「お守りだよ」と言って千尋に渡す銭婆。
「顔なしはしばらく預かるよ。」

私は婆さんになったら、こんな風でいたらいいな、と思う。
なりたいものは「銭婆」。姿かたちは別として。

他には「はてしない物語」に出てくる大地の母。
アトレーユが旅で疲れ果てた時にたどり着く所。
ただただ居て、自分の果実を与える。

いつもお世話になっているやまんばさんも素敵な人。
見ていると、「こんな風に年を取りたいな。」と思う。

そのために今は自分を豊かにして行こう。
銭婆見習いだ。
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色分け

2007-02-02 17:43:42 | ウールクラフト WoolCraft
出かけなかったら、家にいる時間がいっぱいある。
なんかすごいな。

この前洗ったペレンデールの色分けをする。
淡いグレーから濃いグレーまで。
色別に糸にしようと言う魂胆。
細かめの縞々を編みたいから。

       

ほぐしてカードをかける。
少しずつなのでハンドカーダーがいい具合。

紡ぐのは久しぶり。紡ぎたいと思ってたんだ。
いつものように、始めは慣れないけどだんだん感を取り戻す。

編み物もちょっと進んだ、ケーキも焼いてみた。
晩御飯も早い。
子ども達が帰ってきたら、何とはなく話し込んだりして。
家にいるってけっこういいな。

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階段が…。

2007-02-01 20:37:47 | 暮らし Daily life
階段が、
もうお終いだと思って踏み出したら、あと一段ありました。
足をぐねってしまった。
お医者に行ったら「骨には異常はありません。」と、言われたが
ギプスをして固定する事に。「結構かかりますよ。」との事。

ちょっと落ち込むけど気を取り直す。
しばらくは飛び回る事は出来ないけど
幸い、座って出来る仕事がたくさんある。
編み物、羊毛をほぐす、カードを掛ける、紡ぐ。
まだ残っているアルバムの整理など、ぼちぼちやっていこう。

録ってあったビデオも観よう。
今日は「ショコラ(2000年 アメリカ)」
一瞬一瞬が絵のように美しい。
ちょっとした仕草。
ジュリエット・ビノッシュの衣装。

そしてチョコレートがかなり美味しそう。
途中でたまらなくなって、板チョコをかじる。

美味しいチョコを作って食べるまであと2週間。
その頃にはギプスも取れているだろう。(希望的観測)

ショコラの舞台になっているこの時期、節分から復活祭(花祭り)までは
いつも体調も気分も暗くなりがち。
レミオロメンの「粉雪」にも
「粉雪舞う季節は、いつもすれ違い。」とある。

ぼちぼちと足元を固めよう。暗く寒いこの季節を淡々と楽しもう。
春が来るまで。

Comments (2)
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