季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

遠足効果

2009-11-16 22:27:42 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

いつもは午後だけの参加の人が午前中から来てくれました。
二人も。
懐かしいメンバーも訪れてうれしいかぎり。

全部とは言えないけど、遠足効果かなあと思っています。


遠足やクリスマス会に参加した後、ハンドワーククラブの参加者が増える。
と、言える。

きっと私と患者さんたちの距離がちょっと縮まって、参加しようと言う気持ちになり安くなるんだと思います。

遠足は仕事ではないので持ち出しですが、私は年2回楽しみにしています。
仕事ではない分、かえって患者さん達とゆっくりたのしく過ごせるから。
別にハンドワーククラブの繁盛のために行っているのではないけど。

そう、参加者は充分多い。
それでもこの頃、やっとたくさんの人たちがたくさんの課題をしていても
なんとか手が届くようになってきたように思います。
まだバタバタする時もあるけど。

これってお手玉をいくつも投げられるようになるのと似ている気がする。
あと、ドリフのかみなりさんのみたいに。
こっちの作業をしていたら、あっちの方の風船が割れそうになってくる、そのうちにそっちでもする事が起こって…って感じ。


今日も一番良く手伝ってくれる彼が遠慮して一番後回しになっていたので
次までに彼の課題についてちょっとじっくり考えておこうと思っています。

前もって手順や準備をしておく事がどんなに効果があるか最近わかってきたので。
短い時間ででも、シュミレーションをするかしないかで随分限られた時間の過ごし方が変わる。
まるでスポーツのようだな。
ハンドワーククラブの先生は瞬発力や判断力が物を言うので。
スポーツって言ってもいいかも。

そう言えばこの前、「ハンドワーククラブって芸術的なプログラムかと思っていたけど、体育会系なんですね。」って言われた。
私もそう思います。

頭も感覚も心も伸び伸びと一杯使って、汗もかいて
気持ちよく過ごす。
そして手にする成果=作品。

クリスマス会が迫ってきた。
まだ何にするか考え中。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金魚がま口考案中

2009-11-15 21:35:37 | ウールクラフト WoolCraft
まだまだ研究中、魚フェルト。
金魚のがま口が作りたい。

あの貯金魚をヒントに、いろんな金魚の写真を見て考える
考えに考えて型紙を起す。
そう、この頃たいてい頭の中ではフェルトの作り方を考えている。
いろいろなアイデアが渦巻く頭の中。

立体になるときが感動的。ヒレやえらがちゃんと広がってくれた。
目玉が難しい。いろいろ作ってみるけど、たいがい大きすぎ。
これも大きいと思う。…出目金?
もう少し調整しないと。

研究は続く。

       
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良心

2009-11-14 21:25:21 | 心と体 Mind&Body
娘が大学の入試説明会に一緒に行って欲しいと言うので、行った。
天気も良く、寒いのを覚悟して行ったら汗をかくくらい温かい。

初めて行った学校だったけど、とっても落ち着く雰囲気。
私の母校に空気が似ている。
季節のせいもあってか、空気がはちみつ色。
外国みたい。
植わっている木々がどれもたいへん古く苔むしていて。風格がある所が印象的だった。

設立者の言葉に「良心」と言うのがあった。
良心の充満した丈夫(ますらお)に来て欲しいそうだ。
丈夫、は男でなくても女でもたぶんだいじょうぶ。

良心。しばらく意識してなかった言葉だ。
聞いてハッとした。そうだったな。あったな、そういう大切なもの。

良心があって、そしてその上に自由、だそうだ。

そうだな。
良心がしっかりしていて、その人が自由に動いたらきっとうまく行くだろう。
その人は、世界をあっという間に変える特別な力を持った人を一人育てるより
良心を持って自由に生きることの出来る市居の人をたくさん育てる事が大事だと言っていた。
私もそうだと思う。

何かを行動に移すとき、その指針になる心の光。
そのともし火を私もこれから少し意識するようにしようと思う。

素敵な学校だったな。
娘と行って、かえって私が勉強になったな。
楽しかった。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪華ティータイム付きフェルト教室

2009-11-12 21:00:27 | ウールクラフト WoolCraft
アウトドアでカエル好きで木曜がお休み、と言うピンポイントの共通項を持つ人たちが集まっている「木曜クラブ」。

今回はフェルトメーキングの2回目です。
リクエスト通りガスバーナーのカバーを作る二人。
水筒のカバー、ポーチの中の細長い物入れ、鍋つかみ、ルームシューズの中敷。
それぞれの課題に取り組む。

途中で美味しい差し入れを頂く。
弓削(ゆげ)牧場の作りたてフレッシュ生チーズと手作りブルーベリージャムを添えた生チーズ入りシフォンケーキ、手作りクッキー、私のアップルシュトゥルーデル、美味しい中国から来たハーブティー。
これだけでも目的になってしまうほどの豪華さ、美味しさ。

       

食べながら、弓削牧場に行ってみたい話が盛り上がる。
神戸の北の山の中、住宅地の近くにあるらしい、家族でやっている牧場。
ランチなども食べられるらしい。
いつか、実現しますように!

最後の詰めの縮絨がなかなかたいへん。時々息をつきながらやり終える。
で、出来た!

        

中敷は温かそうだし、ボンベもピッタリに出来て大満足。
鍋敷きは紐を特別素敵に作りました。
水筒カバーは水筒ととても色が合う。レースをあわせたのが素敵です。
メイクセット入れが寝袋のようでかわいい。気持ち良さそうにピッタリ入っています。

羊毛の中に自分のイメージやアイデア、そして力や汗を思いっきり注ぎ込んで出来るフェルト。終わった後は体が少し重くて脱力した感じ。温泉効果です。

また集まって別の技法を試したいと話す。
是非集まりましょう!
みんなに声をかけてコーディネートしてくださるちょめさん、素敵な作品に囲まれた会場をいつも提供してくださるHatsukoさん、ありがとうございました!
Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イカの塩辛と温かいアップルシュトゥルーデル

2009-11-11 21:31:44 | 食べ物 Eat
イカの塩辛。昨日のを二つ混ぜ合わせて、出来ました。
いや~、自分で作れるなんてすごいなあ。
ちゃんと塩辛の味がしています。しかも美味しい!
ご飯が進みます。夫がうれしそう。

       

アサリを入れて炊いたご飯は「これ、味付けだれがやったん?」って誰もが聞くほどのギョーテンな美味しさ。
煮魚は骨をとる手間も厭わず、顔についている肉までしっかりと食べたくなるような身でした。
来週は夫の誕生日に御造りを頼んでいるので、どんな物が来るのか楽しみです。

   

アップルシュトゥルーデルにバニラソースをかけて頂きます。
オーストリアのレストランで頼んだら、「温かいほう?冷たいほう?」と聞かれます。
温かいほうと答えたらこれが出てくる。
バニラソースとはさらっとしたカスタードのソース、ソースもシュトゥルーデルも温かく出てきます。

ソースは加熱しすぎてしまったらしく、ちょっとモロモロ。まあ食べられるから大丈夫。

       

好き好きだけど、これもなかなか行けます。

美味しいものいろいろ、食べるって幸せだわぁ
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さかな天国

2009-11-11 14:19:45 | 食べ物 Eat
青山台近隣センターは一見さびれてる風だけど、今やちょっとした「魚市場」である。

毎週火曜日と土曜日にはとさ千里に高知から鮮魚がやってくる。
こちらは高知からなので外海の魚が多い。
ちょっと鮮やかな色の付いたトロピカルなのも入ってたりする。
板前さんがいるのでもちろん捌いてくれる。

この前、トビウオの刺身が美味しいと言ってたので食べてみたら、本当に味が濃くって美味しかった。イサキもお刺身で初めて食べた。カワハギも美味しいらしい。今度食べてみたい。

毎週水曜日は若い夫婦の魚屋さんがテントに来る。
ここの魚は日本中から来るもの。市場で仕入れてくるって。

ある日、よぼよぼのおばあさんが大きなビニール袋を提げて歩いているのを見た。
魚だ。
あんなにして朝早くからわざわざ買いにくるんだから美味しいに違いないと思って、行って買ってみたら美味しかった。
魚ってどこでも同じなようなもんだけど、やっぱり違う。
シジミだって鯖だって断然美味しいし、刺身なんてびっくりするほどだ。
そしてそんなに高くない。

             

今日も行ってみた。
今日あったのは、鯖、アサリ、スルメイカ、鯛など。
アサリが大きくて美味しそうだったので買う。
アサリご飯にすると美味しいらしい。
こういう店だったら料理の仕方も教えてくれるし、さばいてくれるので
私のようなお魚初心者でも大丈夫だ。
煮付けの魚も捌いてもらう。(名前は忘れた。)
今まで生きてたやつ。身が透明でいかにもおいしそう。

       

イカの塩辛の作り方も教えてもらった。
肝を解いて塩をかけて置く。

       

身も切って塩と酒をかけて置く。
それを明日和える。

       
       

だそうだ。

私はお酒は飲めないのに、こういう酒のあて的なものが好きだ。
うまく出来たらいいなあ。
アサリの砂出しもしてるし、晩御飯が楽しみ。
そして明日の塩辛も楽しみ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天橋立を歩いて渡る。

2009-11-10 22:55:37 | ハンドワーククラブ HandworkClub
昨日ハンドワーククラブが終わる時、「また明日!」と言いながらうれしい気持ちに。

クリニックの院外活動で天橋立に。
またまた豪華な2階建てバス。

女の人たちで固まって座ろうかと言っていたんだけど、思うように席が取れなくて
私が他の席を探す事にした。
2階に行ったら「なんだ空いてるじゃん!」
一人で座っている人が何人かいたから。
ハンドワーククラブに来る人の隣に座らせてもらう。
途中で休憩が入るので、その後はもう一人の部員の隣に移動。
いつも忙しくてゆっくり話を聞く暇がないので、今日こそはと思って。
通り道の丹波にまつわる話や昔の話など聞く。
窓の外は美しい山並み。紅葉が始まっていてまさしく錦だ。
2階席に座れて良かった。

着いたらお昼は甘エビの刺身も付いた豪華なお膳だった。
みんなで美味しく食べる。

私はウォーキングコースに参加。天橋立の松林を歩くのだ。
前に来た時は船に乗ったので、歩くのは初めて。やく4キロ、1時間ほど。

三々五々歩く。私の好きな松の匂いに満ち満ちている。
両脇は海。素敵なコースだ。

たくさんの見事な松があって、それぞれに名前といわれが付いている。
それを眺めながらの散策。
途中雨がパラパラしてきたこともあったけど、まあ天気は持った。
院長の神通力が今年も効いた。

しっかり歩いた。そろそろかな?と思ってもまだある。
そうやっててくてく歩くうちに話も進む。

しんと静かな空気の後に一人が
「このごろ、酒を飲みたいっていう気持ちが殆どなくなってきた。」
もうひとりも「そうじゃな、とんと飲みとうなくなったな。」

そりゃ、まったく無くなるって訳じゃないけど、とも言ってたけど
それでもそういう気持ちにしっかり気づけてなれたのは、すごい事だなと思う。

飲まないで済んでる人たちはみんなそう言うんだけど
「不思議と飲むのがやんだ。」らしい。本人達もなぜかはわからないらしい。
そしてそれが「ほんとうにすごい事だ。」って言う。
まさかそんな風になるなんて思いもしなかったらしい。

松の香りや潮の香りも手伝って、清々しい風が心にも吹いているようだった。

この人たちはみんな、新しい人生を歩き始めているんだな。
今まで住んできた「ここでしか生きられない。」と信じてきたお酒の世界を離れて。

前にも後ろにも三々五々人が連なっている、その中に背の高い赤いセーターを着た院長、ケースワーカーや看護師やリラクゼーションプログラムの先生など混じりながら。

歩きながら、この風景がクリニックの象徴のような気がした。

一人が「こんな公園の木の手入れなんかする仕事がしてみたいなあ」と言う。
「そうだな」、ともう一人。
新しい人生も膨らみ始めている。
毎日一歩一歩お酒のない日々を歩き続けて、人生を明るく温かく膨らませていく。
ゆっくり、様子を見ながら。
そんな人たちに付き合う。私も楽しい。

帰りのバスに乗り込んで出発したら、いきなりの大雨。
院長先生の神通力を再確認。(でまかせにしては出来すぎてるでしょ!)

朝早くから夕方までしっかりと一日遊んだ。
帰ったらゆっくり休みましょう。
患者さんたちもスタッフも。

みんなは「また明日!」、私は「また月曜日!」。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心遣い

2009-11-09 20:49:59 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて

滋賀県が濃霧で電車が遅れた。
すんでのところで20分遅れて来た新快速に乗り遅れて、少し待って快速で行ったらやっぱり遅刻した。

10時を過ぎたら材料を置いてある部屋でミーティングが始まるので、それまでに取りに行かないとミーティングが終わる11時までハンドワーククラブを始める事が出来ない。
私はこのことに関してはかなり頑張っているので、本当に取りに入れなかったのは、初めてか2回目だ。

仕方なく患者さんたちとしばらく何もしないで過ごしていた。そしたら「え?荷物外に出てるよ!」って教えてくれた人がいる。

いつも午後から参加してくれる彼が出してくれたらしい。
そのミーティングに参加しているのだけれど、私が遅れて来たら困るだろうとやってくれたらしい。
たくさんの荷物を運ぶの大変だったろうに。

グッと来た。やさしいなあ。ほんとうにありがたいなあ、って。

やっと来た材料を手にしながら、「ここの人たちはやさしい」って話になった。
髪の毛切ってきただけでも、何人もの人が「かっこよくなったね!」とか「すっきりしたね!」とかコメントしてくれる。

まあいろいろあることもあるだろうけど、いい事だってたくさんあるのを私は知っています。
「私だっていろいろ悪い事だってして来たんですよ。」って彼は言うけど
こんなにやさしい事が出来る事を私は知っている。
そのすばらしさを私は知っている。

本当にありがとう!助かりました。




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お好み焼き

2009-11-08 23:09:00 | 食べ物 Eat
この前、道具屋筋で買ったマヨネーズいれが活躍する時がやってきました。
テレビでロンドンのお好み焼きやさんを観て、あんまり美味しそうだったから
晩御飯をお好みにすることにした。

小さい時から私は「いか玉」(具にイカが入っているお好み焼き)が好き。
子ども達は「豚玉」だ。

あのマヨネーズいれを使ってみたら、やっぱりお好み焼きやさんみたいに出来た。
なんだかうれしい。

       

あれは105円だった。やすいし役に立つな。逆さに立てて置けるのもいい。

最近はお好み焼きやに行ってない。
家で作ってたべるばかり。
たまに行くと、豪華だけど高いし味が濃くてびっくりする。

大阪育ちの私の意見は、大手チェーン店のお好みより小さな店でおばちゃんが一人でやってるような所のほうがよりお好み焼きらしいし美味しい。

子どもの時、ファミレスとか回転寿司とかなくて母と子でたまに行くって言ったらそんな「お好み焼き」だった。
着いたら家には無い漫画週刊誌をやたらと読んだ事も思い出す。
手馴れたおばちゃんの手つきもご馳走のうち。
自分で焼くとかヘラで食べるとか、いろんな薀蓄も無く、普通に美味しく食べた。

日常と非日常の間ぐらい。そこが居心地良かったな。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PRIMUSのボンベカバー

2009-11-07 23:24:11 | ウールクラフト WoolCraft
私はあまり山に登ったりしないのだけれど
私の周りにはアウトドアな人がなぜか多い。

今回予定しているフェルトメーキング講座での彼女たちからのリクエストが
ガスボンベのカバー。
寒い冬はボンベの中のガスが収縮して出にくくなるため、ボンベを保温する必要があるらしい。いつも手で包んで温めたりしてる。
周りに巻くものも売ってるんだけど、それをフェルトで作ろうって話になって。

試しに作ってみました。
型紙を作って、羊毛を計って、晩御飯が終わってからごそごそと。

それで出来た。


       

息子が使うかもしれないので、色はこんな感じ。
本当はお花の模様とか水玉とかにしたかったんだけど。

こんなに元の形にぴったりできるなんて、自分でもびっくりです。
下の三脚のでっぱりまでクリア。

重さは20g弱と軽いし、畳んで持ち運び出来ます。
鍋つかみや鍋敷きにも使える。

実際使い心地はどうか、気になるところ。

アウトドアと羊毛フェルトは結構仲が良いと思います。
モンゴルの遊牧民を見てもわかるように。

今作りたいと思っているのは、腰周りを温めてくれるフェルトのスカート
(マタギの人たちが巻いてる熊の毛皮みたいな働き?)
寝転ぶ時に下に敷く軽くて温かいマット。です。

後はリストウォーマーやレッグウォーマー。
作りたいものが行列してます。
じっくりとさっくりと実行していきたい。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする