明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



田村写真の田村さんから『黒蜥蜴』が良い感じにできたと連絡が着て、見に行きたくてしょうがないが、まだ脚が痛いので明日には取りに行きたい。
この辺りで現在プリント済み作品を眺めてみる。
《陰影無し》昭和残侠伝“唐獅子牡丹”其の一 三島由紀夫/昭和残侠伝“唐獅子牡丹”其の二 三島由紀夫/永井荷風独居図/猫と夏目漱石/鏑木清方作三遊亭円朝像へのオマージュ/月に兔 泉鏡花/赤富士 葛飾北斎/蛸と画狂人葛飾北斎/医科学校の森林太郎(鷗外)/牡丹灯籠1/牡丹灯籠2/猛虎図 
《陰影有り》つげ義春作ゲンセンカン主人より『ゲンセンカンの女』/怪人二十面相/乱歩と黒蜥蜴/乱歩と怪人二十面相/寄席の三遊亭円朝/『火焔太鼓』古今亭志ん生/金閣寺炎上/円谷な女/ヌードⅠ/ヌードⅡ/蛸と女/『汝の安航を祈る』三島由紀夫作“船の挨拶”より/三島由紀夫作“潮騒”より海女の居る風景/渡辺温『赤い煙突』より
やはり趣味も意見も合わないグループ展の出品作一覧の如しである。そもそも作品タイトルが写真展の様相を呈していないではないか。 こう見ると旧来の陰影有りが多い。となると陰影のない『猛虎図』は外さず、陰影有りから減らすべきであろう。私にしてはあっさりしている灯台風景『船の挨拶』『ヌード1』『ヌードⅡ』あたりか。タコが登場する作品が3点あるというのもいかがなものか。宮沢賢治は保留中。陰影なしのジャン・コクトーは撮影が難しくて今のところ未完成。出品から外した未プリント作品。渡辺温作『影』より。


『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載8回『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”三島由紀夫』

深川江戸資料館 特別展『目で見る落語の世界』4月21日(土)〜5月6日(日)4月23日(休)三遊亭円朝、古今亭志ん生像出品

銀座青木画廊「ピクトリアリズム展Ⅲ』5月12日(土)〜5月25日(金)20日(日休)4月23日(休)

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtubeより

HP

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