明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



田村写真にて『乱歩と黒蜥蜴』『赤い煙突』『火焔太鼓 』『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”其の弐』を受け取る。某女流写真家と作画に関しての足し引き算について話したことがある。彼女は引いていくそうだが、私はどうしても足すことしかできず、見る人に企みの生々しさに辟易とさせてしまうのではないか、なんて江戸川乱歩みたいなことを心配するのだが、なにしろそれがやりたくてやっているので引くことはない。そんなところが和紙によって中和され、胃もたれが防げるのではないか? 田村写真から目と鼻の麻布十番ギャラリーへ。工芸学校の先輩である染織家石原実さん参加のループ展『アートジュエリー展 2018-春-』。以前拝見したのはストールだったが今回は革を染めたアクセサリー類。芸域の広さにはいつも驚いている。次に椎根和さんの写真展「対馬の磐座、磐境」閉廊時間ギリギリでお邪魔したにも係らず、作品一点一点についてお話いただいた。日本という国は深い。『平凡パンチの三島由紀夫』の著者には『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”』三島由紀夫を見ていただいた。そこから歩いて南青山のビリケンギャラリーへ。若い連中のグループ展の準備中。作品の値付けについて話し合っていた。私はビリケンの斜向いにあったギャラリーで初個展をしたが、自分で値段がつけられず、初日に欲しいという人が現れオーナーが◯円くらい?といって決まったのを思い出した。出不精の私が一日に4カ所回るなんて有り得ない一日。

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載8回『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”三島由紀夫』

深川江戸資料館 特別展『目で見る落語の世界』4月21日(土)〜5月6日(日)4月23日(休)三遊亭円朝、古今亭志ん生像出品

銀座青木画廊「ピクトリアリズム展Ⅲ』5月12日(土)〜5月25日(金)20日(日休)4月23日(休)

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtubeより

HP

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