顔輝作が原点なのか、伝統のように、三本脚の白い蝦蟇蛙の後ろ脚を蝦蟇仙人が鷲掴みし、頭か肩口に乗せている。私も伝統にのっとり、と考えていたが、我が仙人、薮睨みの蛙顔であり、蛙を大きく作ってしまつたので、やってみると犬大の蛙が、勝手に乗っかっている方が面白いので、脚は掴ませないことにした。予定は日々変わっていく。もっとも、なんで蛙を作っているのだ、という話なので、これで良いのである。 作ってみると思いの外、カエル作りが面白いので、実物のカエルに触れずに済みそうである。