明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



欲動優先とはいえ、ペース配分だけは考える必要がある。長年の経験からそれなりに自信はあるが、始めてのモチーフであることと、ギリギリまで粘る諦めの悪さは最要注意事項である。 今の所決めているのは『寒山拾得図』『豊干禅師図』『一休禅師図』『四睡図』『虎渓三笑図』『蝦蟇仙人図』『鉄拐仙人図』『臨済義玄図』このうち最低でも寒山拾得は四カット、蝦蟇、鉄拐図はそれぞれ二カットはものにしたい。 例によって予定は未定だが、今の所、蝦蟇、鉄拐仙人を進め、同時に寒山と拾得の頭部を作る。その間、禅機図、神仙図の中から、候補作を選びたい。 あの頃は、あんな可愛いことを考えていたのか、なんて呆れることにならないようにしたいものであるが、棚からぼた餅のように、突然予告もなく降って来るイメージは如何とも抗し難い。私はこういう時、絵に描いたような“思い付いた!”という顔をするらしい。



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