明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最後の2カットを完成し、田村写真へ。今日も寝不足のせいもあるが雑なところが発覚、田村写真の水際でなんとか。8ミリの集いに新宿へ行くと言う田村さんの車で世界堂てまおろしてもらう。随分待たされたが、手漉き和紙の特徴である四辺の部分を隠さないため、マットの上に貼り付けるだけなので、在庫のマット紙で間に合い帰る。 今回は私には珍しく、金魚と二十歳の女の子(作中の設定)と言う可愛気のある物が二つも出てくる、と言う珍しい事になった。今後こんな事はもう無いだろう。周囲の口の悪い連中の、隣に爺さんさえ居なければ、の声に応えて、赤子と金魚だけのカットも一つ。さらに酷いのになると今金魚ブームだから金魚だけと言うのはどう?それでは私で無くても良い事になってしまう。赤井赤子は違う。何故なら、あんな娘は何処にも存在しないからである。誰だ三原じゅん子に似てると言ったのは。今私に一番言ってはいけないことである。あんなのと私の赤子を一緒にされては困る。

『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第15回『美容院には行かないで』

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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



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先日、データがおかしくなって焦った赤井赤子が金魚と一緒に金魚を見ているカット、なんとか終える。最後のカットは犀星と歩く赤子。思っていたより良い感じである。こういう仕事は、苦労の跡が表面に出ては台無しであり、何気なくサラリと見えていなければならないだろう。本当は、これを何してどうなった、と言いたくもある、会期中お会いした方には、何でもお答えしたい。 20日、21日の乱歩作品のスライド映写に嶋津健一さんのピアノに田中完さんの朗読だが、嶋津さんからは〝お客様との間の空気感、朗読の完さんとの間の距離感、視覚と聴覚の絡みなどに常にアンテナを張り、新鮮な気持ちで即興演奏に臨みたいです。〟とのメールを頂いた。それこそジャズミュージシャンの真骨頂であろう。私はひたすらスライド操作で邪魔をしないよう心がけたい。田中完さんからは、ある演目である衣装を着るのはどうか、との提案。それは良い。何故か私物で持っているそうである。

『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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田村写真に行き、犀星初プリント。手漉き和紙へのプリントだが、今回は犀星の顔色などどうでも良く、金魚の色、また金魚娘、赤井赤子の浴衣の色が肝腎である。和紙は吸い込みの加減で赤系が難しいらしい。ベージュがかった和紙を選択。その代わり、太宰治の背景のグリーンは一発で出た。実は隔月のフリーペーパーの表示用に制作した物だが、タイムラグがあるので、紅葉させていた作品の原板は緑一色である。 ここはどうなんだろう?と思っても、田村さんが気にならない、大丈夫と言えばOKである。私の演奏に多少難があっても、田村写真と言う高性能スピーカーを通せば着地は安心である。残すは2カット。 本日はワークショップをやっていたが、受講者のお土産だという、麝香猫の糞から取り出した未消化のコーヒー豆のコーヒーをいただく。昨年からようやくブラックコーヒーが飲めるようになった私が言うのもなんだが、赤味が強く、まろやかで飲みやすかった。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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犀星の遺品とされているステッキは竹製である。当然何本も持っているだろうが。そういえば、仕事でチャップリンを作ったときに作った。二本作ったうちの一本が、本棚の上に見えている。渡辺温にも使った。作ったところでたいした手間ではないが、ここに来てこれは大きい。。 着彩も、ネクタイや羽織があるわけではないので、そこそこで終わるはずであ。 ところが、もう完成目前と言うところで、犀星待ちの赤井赤子が金魚と一緒に洗面器の金魚を見ているデータを開けたら壊れている。さっき保存したときは問題がなかったのに。メモリーカードに保存したもまでスカスカの穴だらけである。こう見えて案外色々やっている。ここに来てかよ。と屋外だったら空を見上げて八甲田山調に嘆くところである。しかしどういう訳だがパソコンを再起動したら元に戻っていた。 スマホの左下辺りに小さなひび割れがある。きっと癇癪起こした時の打撃のせいであろう。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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座像、立像の2体の細かい部分を修正、ペーパーがけ。下駄は、いつものように粘土で作るつもりでいたが、木で作ることにした。明日の午後には着彩に入れるだろう。犀星は六カット予定しているが、赤井赤子や金魚を配したせいで、あまり寄った画がない。余裕があれば考えたいところである。今回も手漉き和紙にプリントするが、金魚の赤がどう出るのだろうか。金魚だらけのカットもある。 以前なら、夜中に着彩始めるところだが、疲労感を抱えながらの作業が続かなくなった。コンビニで飲み物などを買い明日にそなえる。この時刻、またしても誰もいないのにドアが開く。空は白々している。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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制作中の人物の肉声が残っていたなら、出来れば聴いてみたい。八百屋が西瓜を叩くように、人物の中身を知るために、某か参考になるように思うからである。その逆に、私が考えた長年続けている訓練方法がある。例えば一人で出かけた居酒屋、今日であれば神田淡路町のドトール。隣で話すサラリーマン二人。そのどちらかにターゲットを絞って、会話を聞くだけで、その面相を想像するのである。 今日のターゲットは、週の半分は東京なので、最近ワンルームを借りた。テレビショッピングに企画を持ち込みたいので製造部門と話しあっている。同年代の仕事先の男に説明している。「学ぶは真似るからきてるんですよね。」聞いた風なことを言っている。『一度博物館に行ってみな。盗んだり手取足取りだったり、先達から学んで段々良くなる筈がそれ程じゃないぜ?』なんて事を思いながら聞いていた。帰り際、当然チェックするのだが、これまた〝スカ〟であった。大ハズレ。長年マジシャンの指の運動みたいなつもりでやっているが、正直いって、やった!と思ったのは僅か2回くらいである。 帰宅後室生犀星の続き。立像も最後、レンジでチンしながら下駄を作る。明日の晩には着彩に入り、予定通り行けば、夜中に撮影となるかもしれない。それにしても、犀星の座るべき座布団ばかり、随分温めてしまった。

 

 『我が肌に魚まつわれり』 

 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

 

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金魚坂には、撮影に使った犀星を展示するが、立像の場合は、足にドリルで穴を開け、土台から棒を立て、そこに挿して展示する。その作業の時間を考えると正座している犀星にしたい。倒れる事は無いし。朗読ライブ以外の時はピアノの上にポツンと置く予定である。 本日は3体目の立像にかかりきりであった。明日中には下駄を履かせ、着彩手前まで持って行きたいが、上手く進めば着彩まで。 首一つを使い回しである。躰を2、3体作り、首をひきか抜いて入れ替え撮影するのは、作家シリーズを始めた当初からである。人形制作が先で、写真が後だが、逆だったらこうはいかなかったろう。人物の画像処理にしても、つい粘土のつもりでやってしまうので、フォトショップの使い方が普通の写真家とはかなり違うのではないか。人と自分を比較する事なく、好奇心を自分にばかり向けているとこんなことになる。ギタリストと違って、演奏?しているところを見せる事は無いので、変な弾き方してる事がバレることはない。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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犀星立像乾燥終わる。2体目の座像は、膝に置く両手を作り、細かな修正を残すのみ、立像も明日中におおよそ完成させ、火曜日には着彩を済ませ、撮影にかかりたい。三脚を立て撮影するが、ある程度絞り、向きさえ決めれば、後で切り抜くので、ファインダーの中にさえ入っていれば良い。すでに用意してある背景に、犀星3体をどういう配するかは、赤子を待たせている間に決まっているので、シャッターを切る回数も少ない。こう書いていて、長く続けてきて、撮影方法は段階を経ながら、全く変わってしまった。三脚嫌いの私が。まあ人間変われればこそでである。 人によっては初期の方が良かった、と言う人も多いが、私にとって良い作品とは、私の頭に浮かぶイメージにより近い作品である。〝念写〟の被写体となる頭の中のイメージは、私しか見たことがない風景である。 犀星を作り始めた頃から、近所で美声を発する鳥が出没する。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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写真歴史博物館 企画写真展で「明治に生きた“写真大尽” 鹿島清兵衛 物語」をやっているそうである。泉鏡花の原作を写真絵本的に制作た拙著『貝の穴に河童の居る事』に、〝長面の夏帽子〟なる男が登場する。モデルは間違いなく鹿島清兵衛 であろう。作中では、元は麻布辺りの金持ちで、趣味が高じて笛吹の芸人になる。同居人が踊りの師匠であることも共通する。清兵衛 は巨大なガラス乾版をイギリスマリオン社に発注、あまりの大きさに何かの間違いではないかと先方は慌てたそうである。歌舞伎座での九代目市川團十郎の〝暫〟が残されているようであるが、そんな室内撮影の照明技術を買われ、泉鏡花の舞台『高野聖』の照明を担当し、マグネシウムの暴発により指を負傷する。さらに次第に零落し、趣味を生かして笛吹方に転向する。そこでも芸に対する入れ込み方の凄まじさが伝わっているが、零落後も淡々としていたらしい。『貝の穴』では丁度定年を迎える飲み仲間の方に〝長面の笛吹き〟をやってもらった。協力していただいた一般人の顔を長面に加工するのは忍びなく、そのままの長さ行くことにした。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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20日、21日の〝夜の夢こそまこと〟江戸川乱歩作品による朗読ライブだが、本物とは思わず持っていた乱歩の短冊〝うつしよは夢よるの夢こそまこと 乱歩〟をせっかくなら、とタイトルをその文字を使って作り直した。乱歩の乱が乳に見える。 二部に世田谷文学館以来13年ぶりに『指』をやる。ピアニストが暴漢に手首から切断されていまい、と言う短編だが、そこでピアノの嶋津さんに、劇中のピアニスト役をお願いした。先日嶋津さんのスタジオで打合せした際、朗読の機関車トーマスのトップハムハット卿こと田中完さんから、ここで嶋津さんのピアノを長めに入れたらどうか、と言う意見が出た。私が右手が切断されるので、左手だけでひとしきり弾いて貰うのはどうか、これは即却下となった。 近所のそトラックドライバー二人とギター抱えてスタジオ入った時の事、ロック好きで高価なギターを何本も持っているのに、五十過ぎてロックはブルースが基本だ、と言う事も知らない。しまいには、噛んで含めるように〝秘密のアッコちゃん〟だってブルース進行だろ?そんな話をしたら、嶋津さん、やおらジャズ調秘密のアッコちゃんを弾く。可笑しいやら見事だわ。

 『我が肌に魚まつわりぬ』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。20日、21日朗読ライブ要予約

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犀星三体目、乾燥に入る。ひたすら忍耐の頭部が出来れば、それに反して一気に行く。人物の佇まいを決定するのは私の場合はこの工程である。良いか悪いかはともかく、奇妙な弾き方をする黒人ギタリスト調ではあるだろう。人を作るのに、他人の描いたイメージ、表現から学ぶべきではない。あくまで自分が感じたホンモノの人間から得たイメージが大事である。独学の私は、人の作品見て感心しているのは自分のためにならない、と判断した。博物館にでも行ってみれば、親から子、師匠から弟子、先生から生徒ヘ、受け継がれて行けば、経験が上乗せされて良くなって行くはずが、必ずしもそうはならず、今では作り方さえ判らない物まである。私は自分の感じた事だけで行こうと思った。それを改めて考えさせられたのが、鏑木清方の三遊亭円朝像である。私の見た写真とは顔が違う。〝巨匠〟清方である。私に見落としがあるのでは、とあらゆる伝聞の類いを読みあさった。結果、円朝と親しく交わった幼い頃の円朝のイメージが加味されている。親しく交わった事のない、後年、残された写真から解釈する私がやるとこうなる、とあえて同じ構図にし、清方にも、私は私だ、といいたかった。ブルース・リーの〝考えるな感じろ〟は全くその通りである。 二体目の坐像は、乾燥を終えているので仕上げに入る。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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金魚坂からは赤井赤子だけでも良いので、参考に飾りたいとの伝言で、明日赤子の部分だけトリミングした物を送る事にした。赤子は会期中来るのか?来るならいつだ?と聞かれるらしいが、先日出た『タウン誌深川』にも〝美容院には行かないで〟書いたが、素人をモデルに使うメリット、デメリットがある。期限があるのに打ち合かわせが出来ない、メールの返事が来ない、などヒヤヒヤのしどうしで、まあ撮ってしまえば、こちらのもので、美容院で五分刈りにしようと、モヒカンにしようと、妊娠して腹が大きくなろうと、私の知った事ではない。感想を聞いても金魚が可愛いと言うばかりで、こちらとしては、撮られて良かった、面白かった、と本人の口から聞きたい所だが、まあ仕方かない。予定よりバタ臭い気もするが、金魚の化け物、いや化身であるから、あまり、そこらここらに転がっていない感じにはしたかった。これで口の悪い友人のように、横の爺さんさえいなければ、と、なるべく言われないようにしなければならない。今週中に犀星二体の乾燥を終えたい。

 



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金魚坂からは赤井赤子だけでも良いので、参考に飾りたいとの伝言で、明日赤子の部分だけトリミングした物を送る事にした。赤子は会期中来るのか?来るならいつだ?と聞かれるらしいが、先日出た『タウン誌深川』にも〝美容院には行かないで〟書いたが、素人をモデルに使うメリット、デメリットがある。期限があるのに打ち合かわせが出来ない、メールの返事が来ない、などヒヤヒヤのしどうしで、まあ撮ってしまえば、こちらのもので、美容院で五分刈りにしようと、モヒカンにしようと、妊娠して腹が大きくなろうと、私の知った事ではない。感想を聞いても金魚が可愛いと言うばかりで、こちらとしては、撮られて良かった、面白かった、と本人の口から聞きたい所だが、まあ仕方かない。予定よりバタ臭い気もするが、金魚の化け物、いや化身であるから、あまり、そこらここらに転がっていない感じにはしたかった。これで口の悪い友人のように、横の爺さんさえいなければ、と、なるべく言われないようにしなければならない。今週中に犀星二体の乾燥を終えたい。

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7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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友人に聞かれたが、犀星生誕130年、会期中に誕生日は、全く知らなかった。注意頂きたいが、変則的な休みなので、その分、終了日を伸ばそうということになり、会期中に生誕130年となった。事前に知っていたら、さすがの私も知ったかぶりして、チラシに生誕130周年と入れただろう。 そのチラシに使った犀星は、撮影やり直し、さらに一匹金魚が増えそうである。それというのも、子供の頃からフラダンス踊っているような鈍くさい金魚の動きが好きでなかったのに、撮影していて〝こっち見ないようにしてる〟なんて思いながら見ていたら、それこそ赤井赤子を撮っているような心持ちがしてきて、さらに毎日切り抜いて作業しているうちに可愛く思えてきて、無表情な犀星を挑発するが如きに、赤い金魚を配したくなった、と言うわけである。この琉金は、いずれ我が家にくる予定であるが、この赤井赤子、ひょっとして雄だったらと思い、確認しないでおこうと思っている。金魚の飼い方には、金魚には名前を着けてはいけない、とある。自動的に赤子にしてしまって、これで死なれたら、やはり悲しいだろう。そのせいかどうか、「吾輩は猫である。名前はまだない。」の漱石は、猫には名前をつけなかった。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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昨日は犀星立像の芯を作った段階で力尽き、午後よりろくろ台の上に設置し、制作を始める。坐像の時はなんだかんだと赤井赤子に集中し、おかげで背景は、犀星を待つばかりとなったが、坐像の完成は遅れた。(仕上げ、着彩はまだだが) 本日驚いたのが今年犀星の生誕130周年であり、さらに展示の会期中、8月1日は犀星の誕生日ではないか。そう言えば、先日、田端文士村で犀星の展示をやってると聞いてそれは好都合、と チラシを送ったばかりである。知らないのは私ばかりであった。おかげで8月1日「犀星生誕130周年」と言って頂いた方には金魚坂のコーヒーをご馳走する、というアイディアは喉元までも出てくる事はなかったけれど。 そう言えば、金魚坂で、金魚の映画が作られる、と耳にしたが。誰がどんな物を作るのだろうか。

 『我が肌に魚まつわれり』 

7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。

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