夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

人間の尊厳とは?生きるということとは?を問いかける「海を飛ぶ夢」

2005年04月29日 14時35分29秒 | Weblog
 日常生活を過ごすにおいて、生きているということ、生きている自由ということをじっくりと考えられるわけではない。だが、自分がどう生きていくかはそのときどき自分で判断、決断して誰もが生きているはず。
 死ぬことが自分の自由であり、尊厳であると希望する人に何をどう伝える必要があるのだろう。
 「海を飛ぶ夢」は、実在の人物ラモン・サンペドロの手記に基づく物語。全身麻痺の障害を負った男性が、心の自由を求めて尊厳死を望む。宗教会とのやりとり、裁判での出来事など、心に突く言葉が飛び交う。淡々と話が進むだけに、深く感動させられる。