母親の都合で、ソウル育ちのサンウは田舎のおばあちゃんの家に預けられる。しゃべることができず、腰も曲がっているおばあちゃんをサンウはバカにし、辛くあたる。おばあちゃんは町と離れた不便な生活の中で暮らしてきた。缶詰ばかりを食べ、おばあちゃんの作ったものも食べようとしない。おばあちゃんと気持ちを触れ合おうとしないサンウ。自由になるお金がないこともサンウには理解ができない。
孫に精一杯関わろうとするおばあちゃんは、サンウがケンタッキーチキンを食べたがっていることを知る。このとき、おばあちゃんはケンタッキーチキンがニワトリであることを理解する。そして、お金を工面しておばあちゃんは買い物に出かけるが、買ってきたのは生きたニワトリ。このシーンに、おばあちゃんの愛情があふれていることを感じざるを得ない。
このようなチグハグな生活を送りながらも、徐じょにサンウはおばあちゃんを理解していく。その一つ一つのエピソードには、胸を締め付けられる。全体的に静かに物語は進んでいくが、心は大きく揺さぶられることになるであろう。
(2002年、韓国)
孫に精一杯関わろうとするおばあちゃんは、サンウがケンタッキーチキンを食べたがっていることを知る。このとき、おばあちゃんはケンタッキーチキンがニワトリであることを理解する。そして、お金を工面しておばあちゃんは買い物に出かけるが、買ってきたのは生きたニワトリ。このシーンに、おばあちゃんの愛情があふれていることを感じざるを得ない。
このようなチグハグな生活を送りながらも、徐じょにサンウはおばあちゃんを理解していく。その一つ一つのエピソードには、胸を締め付けられる。全体的に静かに物語は進んでいくが、心は大きく揺さぶられることになるであろう。
(2002年、韓国)